東方神起をはじめ、女優イ・ヨンエ、パク・シネといった韓国の芸能人たちが、2017年11月15日に浦項で発生した地震の被災者を支援するために寄付を行っている。
韓国では昔から芸能人の寄付に対して“善行を施した”と受け入れる雰囲気があり、積極的に寄付活動を行う人たちは男女問わず「寄付天使」と呼ばれたりする。
最近は匿名で寄付を行う芸能人も増えているが、いつの間にか名前と寄付額などが世間に知られてしまうことも多い。
そこで気になるのが、韓国で最も寄付額が多い芸能人だ。
はたして誰が、どれくらいの寄付を行っているのか。韓国芸能界の“寄付天使”TOP7を見ていこう。
7位は、歌手のチョー・ヨンピルだ。
2003年に心臓病で亡くなった妻の財産20億ウォン(約2億円)を心臓財団に寄付した彼は、その後奨学財団を設立し、芸術に才能を持つ貧困家庭の中高生を支援し続けている。
6位は、日本でもおなじみの俳優ぺ・ヨンジュン。
彼は韓国だけでなく、日本やインドネシアで自然災害が発生したときも巨額の寄付を行って話題を集めた。
7年間、約35億ウォン(3億5000万円)を寄付していると知られている。
5位は、韓国芸能界きっての“おしどり夫婦”として知られる、SEAN&チョン・ヘヨン夫妻。
今まで約38億ウォン(約3億8000万円)を寄付しており、夫婦でよくボランティア活動に参加している。
4位は、芸人として活躍するキム・ジェドン。
これまで約40億ウォン(約4億円)以上寄付したと知られている。
ギャランティーやトークコンサートなどで得た収入を様々な団体に寄付するほか、無料の講演会を行っており注目を集めている。
3位は、約40億ウォン(約4億円)を寄付した歌手パク・サンミンだ。
数多くのチャリティー公演を行い、その収益を慈善団体に寄付しているという。
2位は、歌手兼女優として中国でも人気のチャン・ナラ。
2001年のデビューから16年間、約130億ウォン(約13億円)を寄付した“寄付天使”として有名だ。
「大衆からもらった愛を、社会にお返しする」という信念を持ち、ドラマやCMのギャランティーなどをいつも社会に還元している。
1位は、歌手キム・ジャンフンだ。
今までの寄付額は約200億ウォン(約20億円)と明かした彼は、母の助言を受けて寄付を始め、今や韓国芸能界を代表する“寄付天使”となった。
積極的な寄付活動をを行っている7人。彼らの善行で救われた人も少なくないはずだ。韓国芸能界にいつまでも根付いてほしい文化だろう。
文=サーチコリア編集部
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