歌手クォン・ウンビやaespaのカリナ、ウィンターらは6月10日、仁川国際空港を通じてメキシコへ出発した。
コカ・コーラ社の「2026 FIFAワールドカップ遠征応援団」として、北中米W杯に出場する韓国代表を現地で応援するためだ。
カリナとウィンターは出国時、コカ・コーラのキャラクター「ポーラーベア」のキーホルダーをそれぞれ自分のカバンにつけてカメラにアピール。
“びしょ濡れ”フェスこと「WATERBOMB」でのブレイクで人気を集めるクォン・ウンビは、胸部分にコカ・コーラのロゴが描かれたスタイリッシュなTシャツ姿で登場し、メキシコへと発った。
そんなメキシコでは、今年2月に国内最大の麻薬カルテル「ハリスコ新世代カルテル」のボスであるネメシオ・オセゲラ・セルバンテスが射殺された後、グアダラハラが暴動に揺れた。
治安部隊と組織員など70人以上が死亡する武力衝突が発生すると、世界中のサッカーファンから「ワールドカップという祭典を安全に開催できるのだろうか」という懸念と疑念が寄せられた。
そこでメキシコ政府は、グアダラハラをはじめとする開催都市に、実に9万9000人もの連邦および民間の警備人員を大々的に配置する計画を発表した。
ワールドカップの幕開けを告げる「FIFAファンフェスティバル」が開幕する直前の9日(日本時間)、本サイト提携メディア『OSEN』記者が直接訪れたグアダラハラの広場プラサ・デ・ラ・リベラシオは祭りの高揚感と熱気に包まれていた。
都心のいたるところに厳重に配置された軍や警察のおかげで、報道陣が移動する間も治安に対する不安はまったく感じられなかった。
取材途中、記者が道を歩いていて障害物につまずき、膝とすねに打撲を負う突発的な事態が発生した。痛みに耐える記者に手を差し伸べたのは、現場の医療陣だった。
救急車へと迅速に案内した医療陣は、アレルギーの有無を確認するなど細かく状態をチェックした後、消毒と応急処置を完璧に施してくれた。事前の懸念を払拭するほどの手厚い安全・医療システムであった。
手当てを終えて再び広場へ向かうと、今度はグアダラハラ市民の熱烈な「韓国愛」が記者を迎えてくれた。
現場を撮影していた記者に一人のメキシコ人男性が近づき、「韓国人か、日本人か」と尋ねてきた。「韓国人(Coreano)」と答えると、彼の顔にパッと笑みがこぼれた。彼は恥ずかしそうに立っている自分の娘たちを指さし、「一緒に記念撮影をしてもらえないか」と丁寧に頼んできた。
撮影を終えた家族は、記者にたどたどしい発音で「カムサハムニダ(ありがとうございます)」と挨拶をした。これを見ていた周囲の地元住民たちまで集まり、あっという間にさらに2回の記念撮影が行われた。
有名人になったかのような妙な気分を味わう瞬間だった。世界を席巻しているK-POPとKカルチャーの威力を、メキシコの真ん中で身をもって実感することができた。
6月12日にエスタディオ・グアダラハラで行われる韓国対チェコを控えては、カリナとウィンター、そしてクォン・ウンビがここプラサ・リベラシオンを訪れる予定だ。
彼女たちは試合直前にFIFAファンフェスティバルの会場を訪れ、大型スクリーンの前を埋め尽くした世界中のサッカーファンとともに現場を体験し、韓国代表の勝利を祈願する熱い応援プログラムに参加する計画だ。メキシコの心臓部で響き渡るK-POPスターたちの応援は、今回のファンフェスティバルのハイライトになるものとみられる。
歴史と伝統を誇る大聖堂とテアトロ・デゴジャードの間で、華やかに幕を開ける準備を整えたグアダラハラのFIFAファンフェスティバル会場。危険だという偏見を覆し、「ワールドカップという祭典」を楽しむ準備は万端だ。
(記事提供=OSEN)
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