自身がエイズの感染者であることを隠したまま、中学生を性売買した50代の韓国男性A氏に対し、懲役5年が求刑された。
【注目】鬼畜…女子中学生を“買った”韓国男性、エイズ患者だった
A氏は「深く後悔している」と述べ、裁判所に寛大な処分を求めた。
3月5日、法曹界によると、検察は光州（クァンジュ）地方裁判所・刑事11部（キム・ソンヒョン部長判事）の審理で行われたA氏（50）の未成年者擬制強姦などの罪に関する求刑公判で、懲役5年を求刑した。
A氏は2024年7月、オンラインのオープンチャットで知り合った16歳未満の女子中学生を相手に性売買した容疑、さらに別の未成年者を誘引した疑いなどを持たれている。
過去にも性犯罪で処罰を受けた前歴のあるA氏は、犯行の過程で、未成年者に現金5万ウォン（約5100円）とタバコ2箱を渡していたとされる。特に、A氏がエイズ感染者であることを隠したまま犯行に及んでいたことが明らかになり、大きな批判の声が上がった。
幸い、女子中学生はエイズの感染被害を受けていないと伝えられている。
この日、検察はA氏の罪質について「エイズ感染の事実を隠したまま、7カ月間にわたり被害児童と週3～4回、継続的に関係を持ったため、その罪質は極めて悪質だ」と非難した。
一方、A氏は最終陳述で「誤った行動により被害者らに痛みと苦しみを与えてしまい、深く反省し後悔している」と述べ、裁判所に寛大な処分を求めた。
A氏の弁護人は、現在警察が補完捜査を進めているA氏の別件の性売買事件を統合して判決を下すよう求めた。しかし裁判所は、A氏の残りの拘束期間などを考慮し、3月21日に宣告公判を行う予定だ。
韓国のオンライン上では「こんな性犯罪者でも5年しか求刑できないのか」「7カ月間、週3～4回？」「我が国は性犯罪者に寛大すぎる」「出所したら100％再犯するだろう」といった批判的な反応が寄せられた。
なおA氏の被害者は、さらに4～5人いるとも伝えられている。
（文＝サーチコリアニュース編集部O）
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