韓国で前日(12月4日)に降った初雪によって、5日朝までソウル都心各所で交通事故が発生し、通勤に大きな影響を及ぼしている。
自治区およびソウル市交通情報センター(TOPIS)によると、5日午前5時14分頃、ソウル国会大路の国会方面、木洞橋(モクドンギョ)付近で車両12台が追突する事故が発生した。この事故で2人が負傷し、搬送先の病院で治療を受けている。
同じ日の午前5時56分頃、ソウル永登浦区(ヨンドゥンポグ)ノドゥル路では、ガードレール付近に停車中だったワゴン車に乗用車などが相次いで衝突し、6重追突事故が発生した。この事故で、ワゴン車の運転者が近隣の病院へ搬送された。
また午前6時5分頃には、江辺北路(カンビョンプクロ)九里(クリ)方面、盤浦大橋(パンポテギョ)北端で7重追突事故が発生した。ただ、現在まで人的被害はないと伝えられている。
続いて、午前8時5分と8時32分には、ソウル城東区(ソンドング)東部幹線道路の議政府(ウィジョンブ)方向で連続して追突事故が発生し、近隣道路の渋滞が引き起こされた。
前日に降った大雪で、ソウル都心の高速道路29カ所と市内道路9カ所が通行止めとなっていたが、5日午前4時53分に解除された。
ソウル市と各自治区は「夜の間に降った雪で道路・歩行路の滑り事故が懸念されるため、注意してほしい」との安全案内メッセージを発送した。
なお、ソウル市はこの日、地下鉄の運行を20本増やし、バスの通勤時間集中配車時間を30分延長することにした。併せて、歩道や裏道などの凍結した道路に対する追加除雪作業を進めるとしている。
(記事提供=時事ジャーナル)
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