「離婚訴訟の結果に不満」で朝の地下鉄に放火、被害額3千万円超 無差別殺人を試みた68歳男の末路【韓国】

2026年01月15日 社会 #時事ジャーナル
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韓国で、離婚訴訟の結果が自分に不利だったという理由でソウルの地下鉄車内に火を放ち、乗客を殺害しようとした60代の男が1審に続き2審でも懲役12年を言い渡された。

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1月15日、法曹界によると、ソウル高裁・刑事2部(キム・ジョンホ部長判事)は、殺人未遂および現住建造物放火致傷などの容疑で起訴されたウォン氏(68)に対し、原審と同じ懲役12年の判決を言い渡した。

ウォン氏は昨年5月31日午前8時42分ごろ、ソウル地下鉄5号線の汝矣ナル(ヨイナル)駅から麻浦(マポ)駅の間のトンネル区間を走行中の列車内で、床にガソリンをまいて火をつけ、当時乗車していた約160人の乗客を殺害しようとした疑いが持たれている。

犯行の様子
ウォン氏の犯行当時の列車内(画像提供=ソウル南部地検)

この事件で、ウォン氏本人を含む23人が煙を吸って病院に搬送され、129人が現場で応急処置を受けた。また車両1両が一部焼失するなど、約3億ウォン(日本円=約3233万円)規模の財産被害も発生した。

ウォン氏は、離婚訴訟の結果が自身に不利に出たことを理由に“極端な選択”を決意し、自分の死と事情を世間に知らせる目的で、不特定多数が利用する公共交通機関である地下鉄を犯行場所に選んだとされる。

実際、捜査過程では、保険の解約などを通じて全財産を整理し、親族に送金するなど身辺を整理していた情況も確認された。

1審の裁判所は、「被告の犯行によって、大衆交通機関の利用安全に対する一般的な信頼が大きく損なわれ、不安感が長く残った」としたうえで、「ごく一部の被害者を除き、被害回復がなされていない点などを考慮すると、厳重な処罰は避けられない」と指摘した。

2審の裁判所もまた、「原審は量刑理由をかなり詳細に説明している。原審の判断を改めて見ても、量刑判断は妥当である」として、1審の懲役12年判決を維持した。

(記事提供=時事ジャーナル)

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