相次ぐ動物虐待に対して、処罰が年々強化されている韓国。
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これは、韓国社会において動物虐待に対する意識が順調に高まっている証拠だろう。
しかし、一部では今も動物に対して非道な行ないをする輩はいる。最近でも、非道な動物虐待が発覚したことで大きなバッシングが起こったのだ。
問題発覚のきっかけは、あるオンラインコミュニティへの投稿だ。投稿者によると、道ばたに大きなゴミ袋が捨ててあり、不審に思って中を見てみると、6匹の子犬が入っていたというのだ。
投稿者が公開した写真を見ると、焼酎瓶やビール缶などのゴミに混じって、生まれたばかりの子犬たちが入れられている。投稿者が運良く発見したおかげで、子犬たちの命に別状はなかった。
この投稿が広まると、韓国ネット民の間では「同じ目にあわせてやりたい」「母犬が心配」「怒りが収まらない。絶対に犯人を厳格に処分して欲しい」など、凄まじい数の激怒コメントがあがっている。
なお、韓国で動物を破棄した飼い主は300万ウォン(約34万円)以下の罰金に処される。
過去には犬も食用肉の一つだった韓国。ただ、現代においてはそのような思想も薄まっているだけに、ペットが暮らしやすい社会に一日でも早く変化してくれることを願うばかりだ。
(文=サーチコリアニュース編集部)
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