現役引退のキム・ハヌル、日本でのグラビア挑戦は韓国でどう報じられたのか

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今日(10月21日)から始まる国内女子ゴルフツアーの『NOBUTA GROUPマスターズGCレディース』を最後に現役引退を発表したキム・ハヌル。韓国はもちろん、日本でも“スマイル・クイーン”の愛称で親しまれた人気プロゴルファーだ。

2017年には週刊誌でグラビアを飾り、写真集も出したほどだが、それは韓国でも詳しく報じられた。

例えば『マニアリポート』は、「キム・ハヌル、日本週刊誌で独占画報掲載」と報じ、雑誌の表紙とともに“袋とじ”という日本ならではの雑誌文化についても紹介していた。

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「画報(ファボ)」とは韓国風のグラビアのことで、キム・ハヌルは韓国でもいくつかの画報を飾っているが、“袋とじ”という雑誌文化は韓国にはないだけに珍しかったのだろう。

「週刊誌を購入後、切り開き線を取り外してこそ見られるページにグラビアがある」と真面目に紹介しているのだから面白ろかった。

キム・ハヌル(写真=KLPGA)

興味深かったのは『文化ニュース』の報道だ。

「単独」という枕詞をつけた記事で同メディアはグラビア写真を紹介し、「写真の中のキム・ハヌルはラッシュガードとビキニを着て浜辺に横たわり、タンタンハン・モンメ(弾けるばかりの肉体)を誇っている。

特に、フィールドで見せる帽子姿とは異なり、芸能人顔負けの美貌まで披露して視線を集中させる」と大絶賛していた。

韓国では最近、若手美女ゴルファーのアン・ソヒョンが「タンタンハン・モンメ」の代名詞とされているが、先輩キム・ハヌルがそのお株を奪った格好か。

ましてキム・ハヌルがグラビアで披露したのは、ラッシュガードとはいえ水着姿だけに韓国のメディア関係者たちも驚かずにいられない。

韓国で女子プロゴルファーたちを多く撮影してきたカメラマンのカン・ミョンホ氏も言っていた。
「女子プロゴルファーが一般紙に画報で登場することも少ない韓国では、まったく考えられないこと。ましてプロゴルファーであるキム・ハヌルが水着姿を披露するとは驚きというか、画期的すぎる。

ゴルフだけではなく、チアリーダーやレーシングモデル(レースクイーン)、マッスル美女など肌の露出が多いスポーツ美女たちも撮ってきましたが、プロゴルファーでここまで露出した写真は見たことがない」

それだけにカン・ミョンホ氏は、「今回のキム・ハヌルのグラビアを機に韓国で女子プロゴルファーたちのイメージが変わるかもしれない」ともいう。

「以前、黒いタイトスカート姿のアン・シネ『MAXIM KOREA』画報が発表されたとき、“女子プロゴルファー”とドレスアップという意外性が話題になり、カメラマンたちの間で女子プロたちのドレスアップ姿を撮ることが流行ったことがありました。

それと同じで今後は、“キム・ハヌルのような画報を撮ろう”が誘い文句になるかもしれない(笑)。もっとも、韓国で水着撮影は簡単ではないけど」

ただ、この1年後の2018年にはアン・シネが写真集を発表し、その中で水着姿も披露。それは雑誌グラビアとしても大きく紹介された。

今ではアン・シネだけではなく、ユ・ヒョンジュなど多くの韓国女子ゴルファーが日本の週刊誌や写真誌に登場するが、キム・ハヌルはその先駆けだったのかもしれない。

文=サーチコリア編集部

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