兵役逃れが発覚した韓国スター10人。精神科通院、抜歯、国籍放棄などその手口とは?

2018年07月19日 話題
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潔く国民としての義務を果たす韓流スターがいる一方で、なんとしてでも兵役を逃れようとし、その罪業が白日の下に晒された芸能人たちがいる。

例えばヒップホップグループ・オールドタイムに所属した歌手のキム・ウジュだ。彼は精神病を理由に兵役義務から逃れようとして摘発されたのだ。

検察によると、キム・ウジュは2012年3月から2014年7月までに42回にかけて国立ソウル病院の精神科で診療を受け、「8年前から幽霊が見える」などと話していたという。

担当医は1年以上、精神治療が必要という診断書を発給。キム・ウジュはそれを兵務庁に提出し、兵役を逃れようとしたそうだ。

ソン・スンホン、後悔の手紙

キム・ウジュに限らず、あの手この手を使って兵役から逃れようとして、名を落としたスターたちは少なくない。そして、彼らは芸能人の兵役問題が起こるたびに、マスコミに取り上げられる“宿命”を今も背負い続けている。

兵役時のソン・スンホン

代表格は、2004年のソン・スンホン、チャン・ヒョク、ハン・ジェソクだ。彼らは個人病院で尿検査を受ける際に、尿にタンパク質成分の薬物を混入させたり、尿道に注射で自分の血が混ざった液体を注入したりして、腎臓疾患などの診断を受けた。

これによって彼らには兵役免除の判定が下ったが、のちに発覚。再検査が行われて直後に入隊した。

ソン・スンホンが当時、ファンに向けて送った手紙に、兵役逃れの動機が記されている。

「入隊することになると2年以上も活動を中断しなければならない。そうするうちに、永遠に演技ができない可能性もあるという強迫観念に取り付かれ、神様と私の良心をだまし、正しくない行動をしました。 とても愚かな判断であり、拭えない過ちを犯してしまいました。 胸深く後悔しています。 私を大事にしてくれて愛してくれた多くの方々に衝撃を与えたことに対して、心からお詫び申し上げます」

抜歯、国籍破棄の荒業も

その手紙を公表した当時の報道を見ると、「“兵役逃れ詩人”ソン・スンホン」などと書かれており、いかにバッシングが強かったかがわかる。

一時は絶大な人気を誇ったユ・スンジュン

兵役逃れのための方法は多種多様で、MCモンなどは、健康な歯を4本抜いて兵役免除を受けたという容疑で、起訴されている。同容疑の判決は無罪だったが、正当な理由もなく入隊を延期したとして有罪判決を受けた。

「韓国国籍だから兵役義務がある。だったら韓国国籍を破棄すればいい」。そう考えて実践したのは、歌手のユ・スンジュンだ。

当時ユ・スンジュンは、現役兵としての入隊ではなく公益勤務という“優遇”を与えられていた。トップスターに対して兵務庁は、芸能活動をしながらの服務さえ検討していたとの報道もある。

兵役のせいで国外永久追放に

しかしユ・スンジュンは、周囲の配慮を無視して、入隊直前の2002年にアメリカ市民権を取得。韓国国民は、「嘘つき」「裏切り者」と怒りを爆発させた。

基礎軍事訓練時のPSY

結局ユ・スンジュンには、入国禁止措置が下された。最近は中国映画に出演したが、未だに入国禁止は解かれていない。

『江南スタイル』で知られるPSYも、兵役関連で問題を起こした人物だ。2003~2005年まで公益勤務要員(現在の社会服務要員)として服務したが、同時期に100回以上の公演を行い、アルバムも発売していたことが明らかに。

公益勤務とはいえ、服務中に営利活動を行うことは禁止されている。それによってPSYは07年に現役で再入隊している。

その他にも、兵役中に病気治療を理由に休暇をとってそのまま1カ月も行方をくらましたイ・ジェジン、生計維持の困難を理由に兵役免除を受けていたキム・ムヨル、兵役中に風俗店に出入りしていたMightyMouthサンチュとSE7ENなどなど、兵役で名を落としたスターたちは枚挙にいとまがない。

過去に「芸能兵制度」などもあり、そもそも「様々な“優遇”があるのでは」と見られがちなスターたちだけに、彼らが起こす兵役問題にはかなり厳しい目が向けられる。中には同情の余地のあるケースもなくはないが、やはり自業自得と言わざるを得ない。

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