日本で今、最もホットな話題と言えば大谷翔平(29、ロサンゼルス・ドジャース)の結婚だろう。
大谷は2月29日、自身のインスタグラムで突如結婚を発表。お相手は「日本人女性」としか明かしていないが、国民的ヒーローの慶事に日本列島が湧いた。
そんな喜ばしいビッグニュースが飛び出た日本とは対照的に、お隣・韓国では、あるタレントが“離婚”に関する凄絶なエピソードを明かしている。
その人物とは、ガールズグループT-ARAの元メンバー、アルムだ。彼女は2012年7月にT-ARAに加入し、芸能界デビュー。170cm近いスタイルと抜群の美貌で、一躍注目を集めた。T-ARAは少女時代と並ぶ人気を博したグループで、2010年代には日本での活動も盛んだったことから、ご存知の方もいるかもしれない。
しかし、わずか1年後の2013年7月にグループから脱退。当時、HIPHOPアーティスト、役者としてソロ活動をするための脱退と伝えられたが、のちにメンタル不調によるものだったことが発覚している。
T-ARA脱退後は、2017年にアイドル再生プロジェクト『The Unit~アイドル再起プロジェクト』に参加するも、好成績を残せず復活とはならなかった。これで芸能界から消えたかと思われたが、2019年8月に事業家男性との結婚、妊娠を電撃発表。同年10月に無事結ばれ、翌年5月に長男、2022年12月に次男を出産し、2児の母となった。
アイドルとしては大成できなかったものの、幸せな家庭を築いたと思われていた。だが、そんな彼女が今、韓国を大きく騒がせているというのだ。
去る12月、アルムはインスタグラムで夫と離婚訴訟中であることを報告するとともに、離婚して新しい恋人と再婚すると公表。当時、アルムは「継続した苦痛で協議離婚まで提案した状態だが、(夫が)それさえも先送りにしている状態」とし、「今後、訴訟が終わり次第、(新恋人と)婚姻届を出して結婚することを約束した」と明らかに。離婚と再婚を同時発表したことで、“乗り換え”の印象が強く、手放しで祝福されることはなかった。
そんななか、アルムの“告白”が風向きを一変させることに。
アルムは今月2日、インスタグラムで離婚訴訟の状況を明かしたのだが、衝撃的な内容が含まれていた。
彼女が投稿した長文のなかには、「訴訟中の彼は、今まで結婚生活の間、賭博、勝手な貸付などで生活費を一度もくれたことがありませんでした」と夫婦生活に関する内容のほか、「面接交渉時、子どもたちから衝撃的な話を聞きました。1歳にもならない子どもをベッドに放り投げることは日常茶飯事で、5歳になった上の子は彼と彼の母親が寝ている時に騒いだため、殴って家の外に追い出されたと言っていました」と夫の日常的な虐待を主張したのだ。
それだけにとどまらず、「そして腹いせの対象として子どもたちの口に唾を吐くことはもちろん、子どもたちの顔に小便をし、上の子の顔には糞もしたという」と、まさに鬼畜の所業を暴露した。併せて、夫の虐待がいかに酷かったかがわかる子どもの身体の写真も投稿しているのだが、非常に胸糞が悪くなるとだけ言っておこう。
この告白は韓国全土を揺るがした。ネット上では「狂ってる。人間じゃない」「事実だとすれば、これは夫婦のゴタゴタではなく、児童虐待で警察に通報するべきだろう」「夫は拘束されなければならない」「自分の子だよね?信じられない」「私は今、(ニュースを)きちんと読んだのでしょうか?父親が子どもの顔に?」など、にわかには信じられないという反応が多く見受けられる。
子どもへの虐待のほか、「結婚生活の間、私に犯した醜悪な行動は後で知らせようと思います」と更なる“余罪”を匂わせているアルム。最後は、「私への行動を、私が悪口を言われながらも明らかにしなかった理由は子どもたちのためでした。しかし、子どもたちに触れた以上、もう慈悲も容赦もしません」と悲壮な覚悟で締めくくっている。
確かに、夫婦生活を送る上で喧嘩や揉め事はいくらでもある。ただ、アルムの夫の行動は犯罪の域に達しており、看過できなレベルであることは間違いないだろう。
いずれにしても、2人の子どもが一日でも早く保護されることを祈るばかりだ。
(文=サーチコリアニュース編集部K)
前へ
次へ