個人個人によって大切にするものは違う。当然のことだが、それが何かというのを問いかけると意外な結果を迎えることもある。
11月18日、アメリカの世論調査機関は、去る2月1日から5月26日まで17の先進国の大人1万8850人に「人生の意味」を問う開放型アンケート調査を行った結果を発表した。
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電話インタビューを通じて各国の言語で「人生を意味のあるものにするのは何か」と質問し、答えを聞く方法で行われた。
「あなたの人生を意味のあるものにするものは何ですか」
この質問に対する米国、英国、日本ヨーロッパなど主要先進国の回答1位は「家族」だった。この質問に「物質的な豊かさ」という回答率が最も高くなったのは韓国(62%)だった。
ちなみに、回答全体でトップになったのは「家族(38%)」であり、次いで「職業(25%)」、「物質的な豊かさ(19%)と続いた。
17カ国中11カ国のトップ回答が「家族」だったのに対して、圧倒的に「物質的な豊かさ」と答えた韓国。これには、韓国ネット民からも、様々な意見が飛び出した。
「韓国人なら、みんなが知る言葉『お金があれば最も住みやすい国が韓国だ』。これが韓国の本質を教えてくれている」
「お金に奴隷になった国が韓国だ。人生の意味も知らずにお金だけを求めて終わる人生である。これは教育と社会的雰囲気を作った政治と国民のせいだ」
「我が国が生み出した現実だ」
「文在寅大統領が作りだした現実」
「私は家族だと思うけど、こう答える人が多いのもわかる気がする」
韓国ネット民のコメントにも「現実」という言葉が目立つ。実際、不景気のあおりを受ける韓国では、建前としての「家族愛」よりも「物質的な豊かさ」を求めてしまうのも無理はないのかもしれない。それだけに、韓国政府は、こうした回答が出る「現実」を重く受け止めるべきだろう。
文=サーチコリア編集部
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