ラストスパートをかける韓国大統領候補に襲いかかった“まさか”のトラブル「やはり醜い党」

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今、韓国のメディアは2つの話題で持ちきりだ。ひとつは2月20日に終了した北京五輪であり、もうひとつが3月9日に控えた韓国大統領選挙だ。

【注目】スキャンダルは痛み分け?韓国大統領選は“二強体制”

オリンピックが終わったこともあり、これからの2週間は選挙報道が主になっていくだろう。

決戦を間近に控えた各候補者たちの支持率はどうだろう。韓国の世論調査会社である韓国ギャロップは、2022年2月15~17日、全国満18歳以上の有権者1007人に、誰が次の大統領になるのが一番良いと思うか尋ねた。

その結果、ユン・ソギョル41%、イ・ジェミョン34%、アン・チョルス11%、シム・サンジョン4%、その他1%、保留10%となった。

先週と比較するとイ・ジェミョンとアン・チョルスがそれぞれ2%ポイント下落し、ユン・ソギョルは4%ポイント上昇。それでも2強で拮抗していた支持率に、ようやく差がついてきた印象だ。

イ・ジェミョン候補

しかし未だに大差というほどではなく、ちょっとしたことで逆転は大いにありえる。それだけに各陣営は、どこもラストスパートに力を入れている。

まさかのトラブル

そんななかイ・ジェミョン陣営にちょっとしたトラブルが起きた。

事件が起きたのは2月17日15時30分頃。「共に民主党」の関係者によると、誰かが団体チャットルームに複数のポルノ動画を映し出したのだ。

そのチャットルームは、イ・ジェミョン候補の選挙運動を繰り広げている団員に、公告事項などを知らせるために作られた。民主党先代委総括特団から招待を受けた人だけが入ることができる。ポルノが投稿された当時、該当チャットルームの参加者は3595人にも上っていた。

関係者によると「映像はすぐに削除され、これを上げた人も団体チャットルームから強制退場させた」とし、「検証されていない人々が団体チャットルームに参加しながら繰り広げられたことのようだ」と話した。

これに対して、韓国のオンライン上では「ダブル性暴行党の本質だし、大きく驚くことでもない」「やはり醜い党はお金と女が権力の目的だ」「反省もない集団」など、辛口の意見が殺到した。

こうしたトラブルが選挙活動にどう影響するのかはわからないが、いよいよラストスパートをかける時期だけに、下手なトラブルは命取りになりかねない。

(文=サーチコリアニュース編集部)

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