“梨泰院惨事”の韓国で応急処置の教育不足が露呈…10人に1人しか熟知していないリアルな実情

2022年11月05日 政治 #アンケート調査
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消費者院が直近3年間で応急処置教育を受けた経験のある大人500人を対象にアンケート調査を行った結果、応急処置教育履修者232人のうち、正確な応急処置法を知っている人は23人(9.9%)に過ぎなかった。

報告書によると、教育を受けた場所では「職場」(180人、36%)が最も多く、次いで「予備軍・民防衛訓練」(141人、28.2%)、「学校」(81人、16.2%)、「私設教育機関」(50人、10%)の順となった。

写真はイメージ(写真=写真AC)

これには韓国内でも「職場で実習したけど、いざとなったらできる自信はない」「しっかりと覚えないといけないとは思うけど…」などの意見が挙がっていた。

韓国では先月末、ソウルの繁華街・梨泰院で死者156人が発生する大規模な雑踏事故が発生した。今後、大きな事件・事故が発生するリスクに備えて、今から準備をしておくことはとても重要だろう。

(文=サーチコリアニュース編集部)

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