公益財団法人「新聞通信調査会」は2月17日、世界5カ国で実施した世論調査の結果を公表した。
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日本に対して「好感が持てる」と答えた割合は韓国で44%となり、2年連続で過去最高を記録している。
一方、韓国で日本に「好感がもてる」と回答したのは37%となり、2022年の調査より10%、2019年の14%よりも大きく上昇したことがわかった。
今回の調査結果はアンケートが始まった2015年以来、歴代最高であり、対日関係改善を追求してきた尹錫悦(ユン・ソニョル)政権の姿勢が好感度を押し上げた結果と見ることができる。
こうした結果に、韓国ネット民の間では「歴史を忘れた民族に未来はない」「歴史を忘れようとする人が増えた。本当に情けない」など、批判の声が多く上がった。
一方で、「青年層ほど日本が好きな割合が多い」「歴史的問題は確かにあるかもしれないが、友好国として歩んでいくのは悪いことではない」「私はもう、日本よりも中国の方が何倍も嫌悪している」など、進歩的な意見も散見した。
ネットの意見は基本的に批判的なものが多くなるが、擁護派の意見もチラホラ見えることで日韓関係が着実に前進しているということを実感させる。このまま大きなトラブルもなく、友好を深めて行ければいいのだが…。
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