「経済・民生・物価」「キム・ゴンヒ夫人の疑惑」韓国ユン・ソンニョル大統領、支持率22%に下落

2024年10月18日 政治 #アンケート調査
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日本の石破内閣の発足後初の支持率が28.0%(時事通信)で発足時最低を記録したか、韓国のユン・ソンニョル(尹錫悦)大統領の支持率も20%台前半と苦戦が続いている。

【韓国】なぜキム・ゴンヒ大統領夫人は不人気に転落したのか

韓国ギャラップが10月15日から17日にかけて、全国18歳以上の1001人を対象に実施し、10月18日に発表した調査によると、ユン・ソンニョル大統領の職務遂行に対する肯定評価は前回(3週間前)の調査から1ポイント下がり、22%に留まった。

同期間における否定評価は1ポイント上がり、69%に達した。

国政遂行に対する肯定的評価の理由としては「外交」が36%で、前回調査より11ポイント急増し、1位に。続いて「国防・安全保障」(7%)、「主観・信念」(4%)、「医大定員拡大」(5%)の順に続いている。

反対に否定的評価の理由では、「キム・ゴンヒ夫人」の問題が8ポイント増加して14%となり、「経済・民生・物価」(15%)に次いで2位となった。このほか「意思疎通の不十分さ」(8%)も理由として挙げられた。

世代別では、70代(肯定43%、否定44%)を含め、すべての年齢層で否定評価が肯定評価を大きく上回った。特に40代では否定評価が86%に達した。

ユン・ソンニョル大統領
(写真提供=OSEN)ユン・ソンニョル大統領

韓国ギャラップは「3週間前と比較すると、否定的評価の理由として医大定員増加に関する割合が減り、キム・ゴンヒ夫人の問題に言及する人が増加した」と分析し、「これは10月の国政監査期間中にキム夫人に関連する疑惑の攻防や、ミョン・テギュン氏などの度重なる暴露の影響とみられる。医大定員増加に関する議論は依然として進展がない状態」と伝えた。

今回の調査は移動通信3社が提供する無線電話の仮想番号を無作為に抽出し、電話調査員によるインタビュー形式で実施された。標本誤差は95%、信頼水準で±3.1ポイント、回答率は10.9%だった。

(文=サーチコリアニュース編集部O)

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