自国の“ロシア派兵”は棚に上げて…北朝鮮、韓国とアメリカの連合空中訓練を激しく非難「深刻な挑発だ」

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韓国とアメリカの連合空中訓練である「フリーダム・フラッグ」について、北朝鮮が「明白な挑発行為」と強い口調で非難した。

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また、朝鮮半島で制御不可能な状況が引き起こされた場合、その責任はアメリカ側にあると警告した。

北朝鮮外務省の対外政策室長は10月26日、朝鮮中央通信で公開された談話を通じて「アメリカは朝鮮半島の情勢を統制不能の状況に追い込んだことに対して全責任を負うことになる」と警告した。

韓・米空中訓練である「フリーダム・フラッグ」については、「アメリカは訓練の目的が我々を標的にしたものだと露骨に騒ぎ立て、極度の対決狂気を振るっている」とし、「規模と内容、性格において、攻撃性と侵略性をさらに明確にしているアメリカの軍事演習は、朝鮮民主主義人民共和国に対する先制的かつ不意の打撃を目的とした非常に危険千万な軍事的な挑発行為だ」と規定した。

また、「朝鮮半島の現政治・軍事的な緊張状態を顧みることなく、同盟国との無謀な軍事的示威行為に固執しているアメリカの敵対的行動は、地域の安全に対する明白な脅威であり、深刻な挑発であると刻印し、強く非難する」と強調した。

北朝鮮国旗
(写真提供=OSEN)

さらに、「我々は韓国の軽率な挑発的行動の背後に潜むアメリカの黒い影を見逃していない」とし、「もし朝鮮半島で誰も望まない状況が引き起こされる場合、その責任は全面的に地域情勢を悪化させた主犯であるアメリカが負うことになる」と付け加えた。

一方、韓・米空軍は10月21日から11月1日までの2週間にわたって、大規模な連合空中訓練である「フリーダム・フラッグ」を実施している。

今回の訓練には、韓国空軍のF-35A、F-15K、(K)F-16、FA-50、KC-330、MC-130Kなど110機余りの韓・米空中戦力が参加する。また、昨年に続き、オーストラリア空軍のKC-30Aも展開し、韓・米空軍と共に訓練を進めている。

韓・米の空中戦力は、航空遮断、防御制空、空中待機航空の遮断、近接航空支援などの任務を遂行し、連合作戦遂行能力を検証、発展させていく予定だ。

(記事提供=時事ジャーナル)

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