日本の石破内閣の支持率が42.1%に上昇したと報じられたなかで、韓国のユン・ソンニョル(尹錫悦)大統領の支持率は回復傾向が止まったことがわかった。
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3週連続で支持率が上昇していたユン大統領だったが、最新の調査では25.0%に微減したことが判明した。
韓国のリアルメーターが『エネルギー経済新聞』の依頼を受け、11月25日から29日にかけて全国18歳以上の有権者2509人を対象に実施した調査(信頼水準95%、標本誤差±2.0%ポイント)によると、ユン大統領の国政遂行に対する肯定的評価は25.0%だった。
これは1週間前の調査(25.7%)より、0.7%ポイント下落した結果だ。
また否定的評価は71.0%となり、1週間前の調査(70.3%)より0.7%ポイント上昇した。
ユン大統領の支持率が微減したのは、大邱(テグ)・慶北などの保守支持層や70歳以上の有権者の間で、支持率が低下したことが影響したと見られる。地域別では仁川(インチョン)・京畿地域で2.5%ポイント、大邱・慶北で1.6%ポイントそれぞれ下落した。
年代別では20代が3.4%ポイント、70代以上が3.0%ポイント、40代が2.2%ポイントそれぞれ下落。一方で60代は3.2%ポイント、30代は1.4%ポイント上昇した。
政党支持率でもユン大統領は苦戦している。与党「国民の力」が、最大野党「共に民主党」に大きくリードされているのだ。
11月28日から29日にかけて、全国18歳以上の有権者1002人を対象に実施された政党支持率調査(信頼水準95%、標本誤差±3.1%ポイント)では、「国民の力」が32.3%、「共に民主党」が45.2%と集計された。
1週間前の調査と比較して、「国民の力」は2.0%ポイント上昇したが、依然として「共に民主党」の支持が高い。
ユン大統領の支持率が25.0%という調査結果に、韓国のオンライン上では「明らかに不正。そんなに高いわけがない」「どこで調査したらこんなに高く出るのか」「もう世論調査は信頼性に欠ける」「2.5%の間違いではないか」といった反応が寄せられている。
(文=サーチコリアニュース編集部O)
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