日本を訪れる外国人観光客の増加が止まらない。
【注目】日本に一番来るが、一番「お金」は使わない韓国人観光客
今年1月から11月までに日本を訪れた外国人観光客は、累計で3337万9900人を記録し、過去最高だった2019年の年間累計(3188万2049人)を早くも上回った。
この数字は、日本政府観光局が12月18日に発表した。
それによると、11月の訪日外国人観光客数は318万7000人。2019年の同月比で30.5%も伸びている。10月に続いて2カ月連続で30%増となった。
どこの国・地域の観光客が日本を訪れているかというと、韓国が圧倒的な人数を誇っている。
1~11月の韓国人観光客数は795万300人となった。これは外国人観光客全体の23.8%を占め、訪日外国人観光客の4人に1人が韓国人ということになる。
2位の中国が637万6900人、3位の台湾が555万3200人、4位の香港が239万7800人、5位のタイが100万2200人ということを踏まえると、いかに韓国人観光客が多く日本を訪れているかがわかる。
これまでの過去最高だった2019年の11月までと比べた累計でも、韓国人は49%増だ。
日本政府は、2030年に日本を訪れる外国人旅行者を今の2倍近くとなる6000万人に増やす目標を掲げているが、そのカギを握っているのは韓国人観光客といっても過言ではないだろう。
この結果に、韓国のオンライン上では様々な意見が出ている。
現在、韓国国内では、“親日派”とされた尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領が罷免の危機に追い込まれ、日本に厳しい立場をとる最大野党「共に民主党」の李在明(イ・ジェミョン)代表が次期大統領の最有力候補とされている。
そのため「口では反日を叫び、日本旅行を楽しむ韓国人たち」「反日の人たちも日本旅行をしているのが現実」「弾劾に賛成する左派は日本ではなく、中国に行ってください」「旅行は別腹ということか」といったコメントが殺到した。
日本を訪れる韓国人観光客が年間800万人超えも確実となったなかで、この傾向が今後も続いていくのか注目される。
(文=サーチコリアニュース編集部O)
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