ド軍でPSほぼ“出番なし”も「球団が許してくれれば…」大谷同僚の韓国人野手、WBC出場に意欲

2025年12月05日 スポーツ #プロ野球
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ロサンゼルス・ドジャースの韓国人野手キム・ヘソンが、WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)出場に対する考えを明らかにした。

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キム・ヘソンは12月4日、ソウル永登浦区(ヨンドゥンポグ)のタイムスクエアCGV永登浦スクリーンX館で開催された「スポーツソウル 今年の賞 授賞式」で特別賞を受賞した。受賞時には「今年はKBOリーグでプレーしなかったが、いつも時間ができるたびに試合を見た。スマートフォンで見てもファンの熱気が感じられた。あとでもっと遅い時期に帰って来られたら良いが、帰ってきた時もファンの情熱が続いてくれていたら嬉しい」と感想を述べた。

今シーズン、ドジャースと3+2年の最大2200万ドル(日本円=34億円)で契約してメジャーリーグに進出したキム・ヘソンは、シーズン開幕こそ傘下マイナーAAAで始めたものの、5月にはMLBデビューを果たし、71試合で打率0.280(161打数45安打)、3本塁打、17打点、19得点、13盗塁、OPS(出塁率+長打率)0.699の成績で1年目を終えた。

ポストシーズンでは2試合出場にとどまったが、継続してロースターに含まれ、ワールドシリーズ第7戦の優勝の瞬間にも守備固めで投入された。

キム・ヘソンは授賞式後のインタビューで「今日は久しぶりに多くの選手たちと会って話を交わすことができた。みんながワールドシリーズ優勝を祝ってくれた。正直、自分がしたことは何もないので何と言えばいいかわからなかった」と笑った。

メジャー1年目を無事に終了したキム・ヘソンは、来年3月に開催されるWBCで韓国代表の中心選手の一人として評価されている。代表を率いるリュ・ジヒョン監督はキム・ヘソン、イ・ジョンフ(サンフランシスコ・ジャイアンツ)、キム・ハソンらの代表合流に期待を寄せている。

キム・ヘソンは「代表はすべての選手が夢見る場所だ。自分も常に代表を夢見ているし、行きたいという目標がある」とし、「球団にも要請をしていて、返答を待っている。球団が許可さえしてくれればWBCに出場する」と語った。

韓国代表は来年1月9日から21日までサイパンでWBC1次キャンプを行う予定だ。サイパンキャンプに参加するKBOリーグの選手はすでに発表されたが、MLB組の合流可否はまだ決まっていない。

キム・ヘソン
キム・ヘソン(写真提供=OSEN)

キム・ヘソンは「チームがどこまで許してくれるかによって違うと思う。もし球団が許してくれるのであれば、1次キャンプから行きたい気持ちがある。まだどうなるかはよくわからない」と説明した。

リュ・ジヒョン監督はイ・ジョンフの代表合流も非常に楽観的に予想している。選手はもちろん、球団もWBC参加にポジティブ的な立場だ。これについてキム・ヘソンは「自分のことはともかく、(イ・)ジョンフは必ず出なければならない。チーム・コリアの核心メンバーだ。ジョンフは絶対出なければならないし、自分も実力があるならぜひ出たい」と語った。

キム・ハソンの場合は状況が少し異なる。所属チームがあるキム・ヘソン、イ・ジョンフとは異なり、まだFAの身分だからだ。所属チームを探して契約するタイミングや、契約するチームの立場によっては代表合流が不発となる可能性もある。キム・ヘソンは「(キム)ハソンさんもFAで重要な時期なので、そのような話は交わせなかった。ただ静かに待っている」と話した。

キム・ヘソンは“成功”とも言えるデビューシーズンを送ったが、ドジャースで確固たる主力の座を掴んだわけではない。WBC出場が負担になる可能性もあるが、キム・ヘソンは「WBCに出るからといってシーズンの準備ができないわけではない。大きな負担になるという考えはない」とし、WBC出場への意志を燃やしていた。

(記事提供=OSEN)

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