日本でも人気を博したチェ・ホンマンだが、近年は金銭トラブル続きで…

2016年01月22日 韓流
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巨人として人気を博したチェ・ホンマンを覚えているだろうか?

韓国の伝統格闘技シルム(大相撲)で日本の横綱に匹敵する“天下壮士”まで上り詰め、その実績を引っ提げて2005年、当時日本で大人気だったK-1に参戦。身長216cmの長身から繰り出すパンチでボブ・サップやセーム・シュルトに勝利して “進化する大巨人”と称された。また、とぼけ顔でテクノダンスを踊ったりするその愛嬌あふれるキャラクターも受けて人気者になった人物だ。

2008年には『特命係長 只野仁 最後の劇場版』で映画デビューし、2010年にはドラマ『怪物くん』でフランケンを演じるなど、芸能界でも引っ張りダコだった。

ただ、2009年10月に日本の総合格闘技イベント「DREAM.11」でミノワマンと対戦して敗れて以来リングを離れ、韓国で芸能活動に専念。日本ではすっかりその名を聞かなくなったが、本国では2012年10月に大統領選挙に出馬した朴槿恵の支持を表明してセヌリ党に入党するなどして話題を集めた。

いくつもの金銭トラブル

そんなチェ・ホンマンは2015年5月、詐欺容疑で告訴されている。

ソウルの広津警察署が同20日に発表した情報によると、チェ・ホンマンは2013年12月に香港から知人の携帯電話に「急用で金が必要だ」とショートメールを送り、1億ウォン(約1000万円)相当のお金を香港ドルで借りながらそれを返済していないという。

2014年10月にはほかの知人に同じような手口で2500万ウォン(約250万円)を借り、それもまだ未返済。計1億2500万ウォン(約1250万円)相当の返済義務を怠っているとして、告訴されたのだ。

チェ・ホンマンは金を借りたことは認めているものの、「経済状況が悪くて返せていないだけ。詐欺を働こうとしたわけではなく、今後返していく計画だ」と弁明しているそうだが、メディアやファンの目は冷ややかだ。

というのも、チェ・ホンマンには近年、この手の金銭トラブルが絶えないのである。

例えば2008年12月には、韓国で彼の歌手活動をマネジメントしていた芸能事務所から「2億ウォン(約2000万円)の専属契約金を払ったにもかかわらず、10回予定していたテレビ出演を4回しかせず、ナイトクラブでの営業活動も履行しなかった」として1億ウォンの損害賠償を請求された。

また、2014年9月には韓国の総合格闘技イベント「レボリューション」でリング復帰する予定だったが、「前払いを約束したはずのファイトマネーが支払われていない」として試合当日にリングに上がることを拒否している。

さらに翌年10月には、自宅インテリアの撤去費用1220万ウォン(約122万円)を支払わなかったとして民事訴訟を起こされて敗訴もしている。

和解はしているが、2011年には自身が経営する飲食店で客だった女子大生に暴行を加えたとして書類送検されたこともあった。このように、何かとトラブルが絶えないのだ。

金銭トラブルが尽きないチェ・ホンマン。愛嬌のあったあの面影は、もはや見られないかもしれない。

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