年を重ねるごとに魅力を増していく“涙の女王”チェ・ジウ

2016年02月11日 韓流
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2004年、『冬のソナタ』がNHK地上波で放送され、日本でも絶大な人気を集めた。韓流ブームの火付け役となる作品だ。当然、ヒロインであるユジン役を演じたチェ・ジウも“元祖韓流スター”の1人として、韓流に興味のない人にまで通じる高い知名度を誇っている。

チェ・ジウは1994年に本名のチェ・ミヒャンとしてMBCのオーディションを突破。第23期として芸能デビューを果たした。1995年には映画の主演に大抜擢されるのだが、健康問題を理由に突然降板してしまう。大きなチャンスを逃したチェ・ジウだが、1997年には人気作『初恋』に出演して人気を集める。デビューから3年、本作はチェ・ジウの本格的な演技生活の始まりでもある。

チェ・ジウ

女優として知名度を高めたチェ・ジウは出演作を検討する一方で、積極的にCMやミュージックビデオに出演して順調に人気を高めていく。その後、2000年の『真実』を皮切りに、『新・貴公子』『美しき日々』など、立て続けにヒットを飛ばした。

『冬ソナ』を通じて日本でも知られる存在に

チェ・ジウは2002年、自身最高の代表作である『冬のソナタ』に出演した。

当時の『冬のソナタ』の人気は凄まじく、韓国ではチェ・ジウ扮するユジンを意識したショートカットが大流行するなど社会的なブームに発展。本作を通して“涙の女王”、“ジウ姫”といった、チェ・ジウを称賛する象徴的な言葉が広がった。

『冬のソナタ』が日本でも爆発的なブームになると、日本での活動も活発になり、日本のドラマやバラエティーでも、その姿を見る日が増えていった。

チェ・ジウ

『冬のソナタ』出演俳優の中でも、精力的に俳優活動を続けてきたチェ・ジウだが、近年ではバラエティー番組『花よりおじいさん』出演を通して、タレントとしても抜群の人気を集めている。本作は、韓国を代表する4人の大物俳優=H4(ハラボジ[お爺ちゃん]の4組)の旅行番組で、チェ・ジウは個性豊かな先輩俳優たちのアシスタントを健気に務めている。

また、近年では正統派ラブロマンスだけでなく、『誘惑』での“不倫”や、『怪しい家政婦』での“正体不明の人物”、『二度目の二十歳』での“子持ちの女子大生”など、変わった役にも挑戦。女優として新境地を次々に開拓していっている。

作品や番組ごとに新しい姿を見せるチェ・ジウ。現状に満足せず、常に向上しようとする努力の人なのだ。

◇チェ・ジウ プロフィール

生年月日:1975年6月11日

星座:ふたご座

血液型:A型

身長:174cm

デビュー年:1994年

出身校:釜山女子専門大学 舞踏科卒業

◇主な出演作

『戦争と愛』(ドラマ、1995年)

『初恋』(ドラマ、1996年)

『美しき日々』(ドラマ、2001年)

『冬のソナタ』(ドラマ、2002年)

『天国の階段』(ドラマ、2003年)

『101回目のプロポーズ』(ドラマ、2005年)

『怪しい家政婦』(ドラマ、2013年)

『2度目の二十歳』(ドラマ、2015年)

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