韓国において日本ドラマのリメイクは、もはやブームを超えてひとつの“ジャンル”として定着してきている。
当時だけでもドラマ『Mother』をはじめ、映画『Love Letter』『人狼 JIN-ROH』『ゴールデンスランバー』などが韓国でリメイクされており、木村拓哉主演の『空から降る一億の星』や『最高の離婚』のリメイク版も放映されていたほどだ。
それだけに「ぎぼむす」に関しても韓国でリメイクを期待する声が、チラホラと上がっていた。
何しろ韓国ではあまり良いイメージを持たない“義母”がこれまでにない斬新な設定で描かれる上に、血のつながらない疑似家族を通じて家族の在り方を問うというところなど、韓国のドラマ・ファンにとって新鮮に映る要素がたくさんあったのだ。
もし韓国でリメイク版が放送された暁には、韓国社会にも一石を投じるような作品になるかもしれないと思っていたが‥・
いずれにしても本日2022年1月2日、夜9時から謹賀新年スペシャル版が放映される『義母と娘のブルース』。多くのファンが待望した続編に期待大だ。
(文=慎 武宏)
*この原稿はヤフーニュース個人に掲載した記事を加筆・修正したものです。