男同士のときめくロマンスを届ける恋愛リアリティ『男の恋愛』(原題/wavve)が韓国で反響を呼んでいる。
7月15日からスタートした同番組は、率直で勇気ある男性たちが「人の家」に入居し、お互いの気持ちを確かめ合う、韓国初の男同士の恋愛リアリティ。今まで異性愛に限られていた韓国の恋愛リアリティの深さと広さを一段と拡大させたということで、放送前から関心を集めていた。
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そんな中、ベールを脱いだ『男の恋愛』は、完璧な男性たちのロマンスを新鮮な目線で映し出し、視聴者を魅了することに成功した。
『男の恋愛』の6人の出演者たちは、「目の保養」レベルの完璧なビジュアルで感嘆を誘う。
まるでBLドラマの主人公が現実に現れたような、優れた顔とフィジカルの持ち主がほとんど。K-POPアイドル顔負けのファッションセンスと素敵なマナーを兼ね備えた彼らは、「完璧な男はゲイ」という俗説を証明するかのようだった。
“男の家”には、他の恋愛リアリティにはない特別ルールがある。それは3人、2人、1人と部屋を分けて“ハラハラ同居”をさせることだ。彼らは初日、カード引きで各自が使用する部屋とルームメイトを決めた。8日の同居期間中、ルームメイトを変えられるのは3回のみ。その後は勝手にルームメイトを変えられなくなる。
だからこそ彼らが暮らす家は甘いロマンスの舞台にも、ヒリヒリする牽制の場にもなれる。
自分の男にしたいルームメイトならこの上ないチャンスだが、同じ人を狙うルームメイトなら敵との同寝になってしまうのだ。
率直かつ大胆な男たちの恋の行方はどうなるか、今後の展開に関心が集まっている。
『男の恋愛』の出演者たちは、“ゲイカップル”に対する先入観や従来のイメージを破った。新しい恋を求める彼らはお互いを真剣に見守ったり、なかなか本音を言えなかったりして視聴者をヤキモキさせた。
1日に1回、電話で自分の気持ちを伝えられるコーナーで「心臓がバクバクする」「どうしよう」と恥ずかしがる彼らの姿は、「恋愛」の意味を改めて考えさせる。
(記事提供=OSEN)
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