男性同士の絆に笑えて泣けてキュンとくる! 韓国の「ブロマンス映画」おすすめ3作

2022年09月09日 話題 #BL
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「ブロマンス(Bromance)」という言葉をご存知ですか?

「ブラザー(Brother)」と「ロマンス(Romance)」を掛け合わせた合成語で、男性同士の親密な関係や絆を表した造語なのですが、2020年ごろから韓国エンタメ界で頻繁に使われるようになりました。

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従来、韓国ドラマは男女の恋愛を描くものがほとんどでしたが、最近は男性同士の友情や絆をテーマにした作品も増えてきています。
そこで今回はブロマンスの魅力が存分に詰まった作品を3つ厳選して紹介していきたいと思います。

アツい!“警察未満”の凸凹コンビが織りなす『ミッドナイト・ランナー』

『ミッドナイト・ランナー』韓国版ポスター(画像=ロッテエンターテインメント)

『ミッドナイト・ランナー』は警察学校の学生2人があらぬことから、とんでもない事件に巻き込まれていく様子をコミカルかつアクション満載で描き、韓国で550万人を動員した大ヒット作。中島健人と平野紫耀が共演した日本版リメイクも記憶に新しいですよね。

オリジナル版では、『梨泰院クラス』で主人公役を演じたパク・ソジュンと、“韓国版ゴールデングローブ賞”と称される「百想芸術大賞」で男性最優秀演技賞を受賞したカン・ハヌル、若手実力派2人による息ピッタリのコンビネーション演技が話題になりました。

『ミッドナイト・ランナー』スチール写真

“行動派”ギジュン(演者パク・ソジュン)と“頭脳派”ヒヨル(カン・ハヌル)の凸凹コンビがどのように事件を解決していくのか、ドタバタ痛快劇に笑って泣いてアツくなれること間違いなしです!

クローン人間と余命わずかなヒトの出会い『SEOBOK/ソボク』

『SEOBOK/ソボク』韓国版ポスター(画像=CJエンターテインメント)

韓国を代表する人気俳優コン・ユとパク・ボゴムの豪華共演で上映前から話題を呼んでいた『SEOBOK/ソボク』は、人類最初のクローン人間ソボク(演者パク・ボゴム)と元情報局エージェントのギホン(演者コン・ユ)が、さまざまな巨大勢力に追われるという危機的状況下でお互いの絆を深めていくSFエンターテインメント。

『SEOBOK/ソボク』スチール写真

研究所から移動させられるソボクの護衛を任命されたギホンは、最初こそ戸惑うものの純粋無垢なソボクを次第に気にかけるように。そして、ソボクもまたクローンとしてではなく“一人のヒト”として接してくれるギホンに心を開いていくのです。不死のクローン人間であるソボクと、余命わずかなエージェントのギホン。何もかも対照的な2人が徐々に心を通わせていく過程は、見ていてグッとくるものがあります。

警察官×犯罪者で繰り広げられる超ハードノワール『名もなき野良犬の輪舞(ロンド)』

『名もなき野良犬の輪舞』韓国版ポスター(画像=CJエンターテインメント)

韓国でブロマンスといったらこの作品は欠かせません!カンヌ国際映画祭の特別招待作に選ばれ、数々の賞を総なめした『名もなき野良犬の輪舞』は、映画ファンの間でも名作と名高いノワール作品。演技派俳優ソル・ギョングとZE:A出身イム・シワンの体当たり演技に圧倒されっぱなしです。

犯罪組織でナンバーワンに成り上がる野望を持つジェホ(演者ソル・ギョング)は、刑務所で野心的な青年ヒョンス(演者イム・シワン)に命を助けられます。人を信用してこなかったジェホは、この日を境にヒョンスに心を開いていきますが、なんとヒョンスは捜査のために潜入していた警察官だったのです。

『名もなき野良犬の輪舞』スチール写真

しかし、ジェホの尻尾を掴むために敵の懐に入ろうとしていたヒョンスも次第にジェホをアニキと慕うようになり、表向きは師弟関係、裏では警察と犯罪者という関係が段々とずれていくように…。目を背けたくなるようなシーンもありますが、歪んだ愛情による衝撃の展開の数々にハマること間違いなしです。

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