年末の足音が聞こえ始める11月。お隣の韓国は大学修学能力試験が行われるシーズンだ。
修学能力試験、通称“修能(スヌン)”とは日本のセンター試験のようなもので、大学の教育課程をしっかりと修学できるかを評価することを目的とする。毎年11月第3土曜の直前の木曜日に実施されており、今年行われる2023年度試験は、まさに本日11月17日である。
受験と言えば、音楽やラジオを聴きながら勉強をする人も多いが、韓国には“受験禁止曲”というものが存在することはご存じだろうか。
その楽曲は多岐にわたり、K-POPソングのSS501『U R Man』、SUPER JUNIOR『SORRY,SORRY』、SHINee『Ring Ding Dong』、少女時代『Gee』、MOMOLAND『BBoom BBoom』、PRODUCE 48『PICK ME』だけでなく、レディー・ガガ『Poker Face』『Bad Romance』『Alejandro』、マーク・ロンソン『Uptown Funk!』、マルーン5『Moves Like Jagger』といった海外アーティストの楽曲も含まれている。
では、なぜこれらの楽曲が受験生にとって悪影響を及ぼすとされているのだろうか。