韓国の“受験禁止”ソングとは…脳を侵食される?

2022年11月17日 話題 #音楽
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上記楽曲のサビは、軽快なリズムに加え、同じワード、もしくは似た語感のワードがリフレインされるという共通点を持つ。要するに、耳当たりが良く、耳に残りやすい楽曲が禁止されているというわけだ。

ただ、これらの楽曲を聴いたからといって、実際にテストの結果が悪くなる、悪くなったという事例があるわけではない。しかし、耳に残りやすい楽曲が暗記の邪魔や、集中力を低下させるという声もある。

ほかにもアーティストの楽曲以外に、いくつかのCMソングも禁止曲として周知されている。

2014年8月、「AIA REAL LIFE:NOW FESITVAL」出演のため訪韓したレディー・ガガ。中毒性の高さから、3曲が“修能禁止”とされている。

というのも、CMソングは十数秒から1分という短時間で印象付けなくてはならないため、必然的に商品名やサービス名を繰り返すような構成になってしまうためだ。

有名どころでは、「オロナミンC」や「サムスン証券」、宿泊予約サービス「ヤノルジャ」のCMソングが知られているが、なかには「テソンマイメック」という塾を運営する企業のCMソングも含まれている。

テソンマイメックのCMソングは、あまりの人気ぶりから2019年にはカラオケでも配信され、約1年後には1000万回も再生される大ヒットとなった。受験に悪影響とされる曲が、塾を運営する企業のCMソングとは、なかなかに皮肉が効いている。

なお、これらの音源、映像はユーチューブなどに存在するため、日本でも視聴することができる。ただ、受験生や大事なプレゼンを控えているビジネスマンたちは、くれぐれも自己責任でお願いしたい。

(文=サーチコリアニュース編集部K)

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