韓国の“AVの祭典”が中止に終わった。ただ、主催社は諦めていないようだ。
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4月20、21日の2日間、韓国ではAVの祭典「2024 KXF The Fashion」が行われる“はず”だった。
韓国の成人向けメーカー「プレイジョーカー」が主催するこのイベントは、日本のAV女優/男優、そして際どい衣装やダンスで知られるガールズグループのGirl Crushなど、多くの魅力的なゲストが登場する予定だ。内容としては、“肌着”ファッションショーやサイン会、パフォーマンスステージなどが予告されていた。
当初は京畿道・水原市(キョンギド・スウォンシ)で開催すると発表されていたものの、自治体や市民団体の猛反発を受けることに。その後も開催地は二転三転し、最終的に中止に終わってしまったのだ。
だが、プレイジョーカーは諦めていない。
21日、プレイジョーカーは改めて6月に開催すると発表。しかも、出演AV女優の人数を2倍に増やしてだ。そのため現在、日本のAVプロダクションと交渉している最中だという。
とは言え、すんなり開催はできないだろう。
今回の紆余曲折の過程で、「女性性を搾取して利益を得ようとしている」と自治体が反対の声が上げた一方、政党「改革新党」のチョン・ハラム議員は「女性の権利を尊重するのと同時に、男性の権利も同等に尊重するのが当然」と表明するなど、互いに歩み寄りが難しい状態となっている。
そんななか、当初の開催地だった水原氏のイ・ジェジュン市長は、「我が国でAV製作と流通は厳然たる違法。男女を離れて、性搾取と非人格化、性商品化などの深刻性が、知らぬ間に大衆化の先頭に立つことが先行されなければならないのか」と猛非難を展開。
プレイジョーカーは当初、ある韓国メディアを通じて、「警察からはイベント開催は法的に全く問題がないと言われた。予定通り進行される。デモ以降、女性団体から連絡はなかった」と強調していた。
そして現在は、6月開催に向けて会場と日程を調整すると同時に、これまで阻止してきた地方自治体を相手に、法的対応に乗り出すつもりだという。
いずれにしても、ここまで騒動が大きくなっただけに、会場を見つけることは容易ではないだろう。一時は船上酒場で開催すると発表したが、市によって潰されている。
KXFの運命やいかに…。
(文=サーチコリアニュース編集部K)
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