『孤独のグルメ』韓国出張編で五郎が食べた「セルフビビンパ」、一体どんなお店のメニュー?

2018年06月01日 ライフ
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韓国で全羅北道(チョルラブクト)のとある定食屋が注目を集めている。日本の人気ドラマ『孤独のグルメ』で、松重豊が扮する井之頭五郎が訪れた食堂だからだ。

その定食屋とは、全州市(チョンジュシ)完山区(ワンサング)平和洞(ピョンファドン)にある「トバン」というお店。去る5月10日、『孤独のグルメ』の撮影が午後3時から夜11時まで行われたという。

“五郎”が「トバン」で注文したメニューは、6000ウォン(約600円)の「チョングッチャン定食」だ。

大豆を発酵させた味噌の一種で、日本では「納豆チゲ」と呼ばれることも。大豆の風味があるスープに野菜が入った家庭的な料理といえる。

(写真=Twitter)

なぜ“セルフ”なのか

韓国メディア『全北日報』は、『孤独のグルメ』の撮影があった同店をさっそく取材している。

そのチョングッチャン定食を注文した記者は、「母親が作ってくれたご飯を食べている気分」「チョングッチャンは口いっぱいにあっさりとして香ばしい」と味を評価した。

(写真=Twitter)

しかし定食屋「トバン」の興味深いところは、注文したメニュー以外にもあるようだ。

というのも「トバン」ではチョングッチャン定食を注文すると、チョングッチャンだけでなく、豚肉炒めやキムチ、豆もやし、ほうれん草、大根青菜、目玉焼きなど数種類のおかずを次々と出してくれるという。

五郎はそれらのおかずとご飯を混ぜて、“セルフビビンパ”を楽しんでいた。

(写真=Twitter)

たしかにテーブルにはステンレス製のどんぶりや海苔、ごま油、コチュジャンまで用意されている。それらを使って自分でビビンパを作るのが、「トバン」流の食べ方なのだろう。

なんとも魅力的なお店だが、『孤独のグルメ』の撮影が行われたことで人気はさらに上昇しているようだ。

主人は「撮影は非公開だったのですが、どうやって噂が広がったのか。毎日何度も電話がかかってきて、仕事ができないくらいですよ(笑)」と、うれしい悲鳴を上げている。

全州市に行く機会があれば、ぜひとも訪れてみたいお店だ。

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