韓国では最近、“東京カフェ巡り”、“東京カフェツアー”という言葉をよく聞く。
書店に行くと日本のおしゃれなカフェを紹介する観光ガイドブックがズラリと並び、SNSでは観光名所よりも“インスタ映え”を意識したカフェの写真が多い。
韓国よりも先駆けて海外発のカフェが次々とオープンし、また独自のこだわりを持つカフェが多く存在する東京は、コーヒー好きの韓国人にとって魅力的な都市に違いない。
超有名チェーン店から、今まさにホットなカフェまで。韓国人観光客の間で「必須コース」といわれる、人気のカフェ7店を紹介しよう。
2015年に日本上陸し、現在は国内に7店舗が展開されているサンフランシスコ発の人気コーヒー店、ブルーボトルコーヒー。
韓国にはまだ上陸しておらず、その存在を噂でしか聞いたことがない韓国人たちがこぞって東京に押しかけるきっかけにもなっている。
特に表参道に位置する青山カフェが人気で、休日は韓国人観光客でごった返すとか。中には、都内の7店舗をすべて巡るツアーをする人も少なくないという。
韓国でも高い人気を誇るスタバだが、日本限定のビバレッジやグッズを目当てにわざわざ日本のスタバに訪れる観光客も多い。
以前からSNSでは「抹茶クリームフラペチーノは韓国のより美味しい」「値段が韓国より安い」との書き込みも多かった。
数多い店舗の中、1号店である銀座松屋通り店、東急プラザ表参道原宿店、上野恩賜公園店などが人気らしい。
フランスのファッションブランドMaison Kitsuné(メゾンキツネ)が手がける、カフェ キツネ。
ブルーボトルコーヒー青山カフェの近くにあるため、併せて訪れる人が多い。
「値段が少々高め」との評価もあるが、和と洋が絶妙に融合されたインテリアが評判だ。人気のメニューは“抹茶ラテ”らしい。
“ブルーボトルコーヒーの隣にあるカフェ”として知られるショウゾウ コーヒーは、表参道の人混みに疲れたとき、ふと見つけたその素朴な外観に惹きつけられたという人が多い。
コーヒーやデザートも美味しく、旅行の途中に息抜きできるひと時を与えてくれたとのレビューもあった。
ノルウェーに本店を構えているフグレントウキョウ。2012年、代々木公園の近くに海外初出店となる第2号店がオープンされた。
韓国でも北欧文化が注目を集める中、ほぼ口コミだけで人気が広がる。今や「ブルーボトル」、「カフェ キツネ」と並ぶ“3大カフェ”として、必ず行くべきカフェといわれる。
お店の雰囲気とコーヒーの味が素晴らしいというコメントが多い。
最近、インスタを中心に人気を広めているONIBUS Coffee。シンプルながら木の暖かさを感じられる外観が「可愛い」「日本らしい」と評判だ。
ガイドブックなどでは、オニバスコーヒーの外観が表紙に使われているらしい。コーヒーの味も驚くほど抜群で、時間とお金をかけてでも訪れるべきカフェともいわれるほどだ。
「すしやの玉子サンド」の味に惚れたという観光客が続出し、「絶対また行きたい」カフェとして人気を博しているキャメルバック。
フグレントウキョウと隣接しており、キャメルバックでは玉子サンドを、フグレンではコーヒーを買って食べる人も少なくないようだ。
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