小保方晴子とはまったく違う!? 韓国を沸かせている女性科学者クム・ナナ

2016年01月07日 社会
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STAP細胞をめぐる騒動で、大きく世間を騒がせた小保方晴子氏。STAP細胞を発表した当時は各種メディアから大絶賛を受けて時の人となったが、今ではその面影はまったく残っていない。

小保方氏ほど世界的注目を集めているわけではないが、お隣・韓国でも一人の女性科学者がスポットライトを浴びている。

彼女の名は、クム・ナナ。2015年3月、アメリカの「国立がん研究所ジャーナル(Journal of the National Cancer Institute)」に、彼女の論文「成人の体重増加とがんの関連性についての研究」が掲載されたそうだ。クム・ナナは最近、韓国の生物学研究情報センター「BRIC」が選出する「韓国を輝かせる人たち」に選ばれている。

ハーバード卒業でミスコリア!?

クム・ナナと小保方氏は、同じ1983年生まれ。ただ彼女の経歴は、小保方氏以上に華々しい。

慶北大学医学部を中退して、2004年に米ハーバード大学の生物学科に進学。当時、マサチューセッツ工科大学にも合格していたそうだ。

ハーバード大2年のときには“オールA”の成績とともに、新入生のうち成績上位10%の優秀な学生にだけ贈られるディトゥア賞(Detur Prize)を受賞。栄養学修士を取得すると、2010年からハーバード大の大学院に進んだ。2015年5月に卒業した。

何よりもクム・ナナと小保方氏で大きく異なるのは、彼女が慶北大学在学中の2002年、“ミス・コリア”に選ばれているということだろう。韓国を代表する美人選抜大会を勝ち抜きながら、科学者の道を選択し、さらに結果まで出している。

まさに才色兼備の彼女に、韓国ネット民たちが「誇らしい韓国人だ」「できればアメリカで教授になってほしい。それがさらに国威を発揚することになる」「飲み屋でお金を稼ぐ女たちが多い韓国で、こういう人がいるというのは本当に救いだ」などと、惜しみない称賛を贈るのは当然かもしれない。

一方で、クム・ナナの“過去”についても注目が集まっている。

もっぱらの話題は、ダイエット方法。過去に出演したテレビ番組でクム・ナナは、「ハーバード大学に在学中、ダイエットに疲れて一時的に過食症になり、65kgを超えたこともあった」と発言。その後、「トマト、鶏の胸肉、卵の白身などを取り入れた100日間のダイエットを通じて、15kg減量できた」などと明かした。

高校時代にも勉強のストレスから太ってしまったことがあったが、大学進学後に10kgのダイエットに成功したそう。現在も身長172cm、体重52kgの抜群のプロモーションを保っている。

今最も韓国を沸かせる女性となったクム・ナナ。ただ、脚光を浴びる反作用で、後々どんなアラが見つかるかはわからない。小保方氏のような転落劇が起こらないことを祈るばかりだ。

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