必死の受験生に現役大学生が送った意外なアドバイスとは?【韓国受験の世界】

このエントリーをはてなブックマークに追加

2021年も終わりが近づき、受験生たちにとってラストスパートの時期となった。

あと、数ヶ月で辛い受験を終えることができるが、受験が終わった後の開放感は、今を頑張っている受験生にしかわからないだけに、頑張って欲しいものだ。

【関連】受験生のために入試問題に保護者が激怒も。人生をかけた韓国の大学受験とは?

試験終了後の開放感という点は、世界中どこも強雨通である。当然、お隣・韓国も同様だ。

しかし、韓国では受験が終えた学生に対して、警告を鳴らす動きが起っている。

求人ポータルサイト「アルバモン」が今年、修能(スヌン・韓国のセンター試験に該当する)を行う447人と、大学生324人を対象に受験後の計画に関するアンケート調査を行った。

そこで、すでに受験を終えた大学生に、「受験を終えた学生にアドバイス」をたずねたところ、36.4%の人が「時間を無駄にして後悔している」と答え、計画的に時間を過ごすことを勧めた。

また、大学生10人のうち3人は、「大学入学前の時間に、予習すること」を勧めるなど、試験解放の勢いでダラダラと過ごすことに警告を上げた。

一方、今年受験を終える学生たちに、「大学合格が決まった後に何をするか」をたずねたところ、なんと66.2%の学生が「アルバイト」と答えた。

ちなみに、アルバイトして稼いだお金では「面倒をかけた両親へのプレゼント(53.5%)」、「入学金の準備(27.9%)」、「旅行経費の準備(19.2%)」、「株式投資(7.3%)」という結果になった。

このアンケート結果からわかるとおり、韓国では有名大学への入学がゴールではない。むしろ、最低限のスタートに立っただけとも言える。そこから、自分を磨き続けなければ一流企業に就職することなど、夢のまた夢なのだ。しかし、あまりにも余裕のないようにも見える。少しは息抜きをするのもいいと思うのだが……。

文=サーチコリア編集部

前へ

1 / 1

次へ

RELATION関連記事

デイリーランキングRANKING

世論調査Public Opinion

注目リサーチFeatured Research