目の不自由な人の歩行を補助する盲導犬は、彼らの安全な歩行を助ける大切なパートナーだ。それだけに盲導犬にはしっかりとした教育がなされるわけだが、お隣・韓国でちょっとしたトラブルが起きているようだ。
3月14日、サムスンガイド犬学校が、とある案内文をホームページ上に掲載した。
「最近、ペット犬に対してガイド犬のフレーズが書かれた服を着せて公共の場所に出入りする事例が目撃されている。こうした事例はガイド犬たちの社会活動を大変にする。ガイド犬への被害が広がらないように協力をお願いする」
学校側によると、ガイド犬の服は、今訓練を受けているか、視覚障がい者と外出する社会活動による普及的理解を助ける際に着ることができるのだが、明確な基準がないため詐称することが可能で、責任を問いにくいという。
こうした告発に韓国オンライン上では、「こんな手法があるとは知らなかったけど、普通はやらない」「ペットといつも一緒にいたいと思う気持ちはわかるけど、節度は持ってほしい」「訓練を受けていない犬が問題を起こせば、盲導犬全体の信頼を損なうことになる」「明確な詐欺案件であり、罰則を準備しなければならない」など、怒りの声が多く上がっている。
一部の人たちの無法行為が盲導犬全般のイメージ侵害につながるだけに、自重してほしいものだ。
(文=サーチコリアニュース編集部)
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