11月27日、韓国統計庁が発表した「人口住宅総調査結果で分析した韓国青年世代の変化」によると、2020年基準で満25~29歳の年齢帯における未婚者が87.4%に達したことがわかった。つまり、同年齢帯ではほぼ10人に1人しか結婚した人間がいないというわけだ。
ちなみに、同年齢帯の未婚率は2000年当時が54.2%、2010年当時が76.7%だった。この20年間も着実に未婚者が増えているようだ。
30代の未婚率も急激に増加している。2000年基準で30~34歳の未婚者の割合は18.7%だったが、2010年には38.7%、2020年に56.3%に増加した。未婚者が爆発的に増えているのだ。
こうした結果に、韓国国内では「将来が見えないのに、結婚なんてできない」「自分の生活も苦しいのに、家族を持つことは難しい」など、悲観的な意見が目立った。
過去には「地球上で真っ先に消え去る国は韓国」とも評された韓国。未婚者の増加を止めない限り、この未来予想は訪れてしまうだろう。
(文=サーチコリアニュース編集部)