韓国政府は慢性的な医師不足対策として医学部の定員数の増加方針を打ち出したが、現役の医大生や専門医たちの大きな不興を買った。
その結果、一部では集団休学や診療のボイコットなどの反対運動が過激化してきた。
その煽りを受けているのが一般市民であり、最近では多くのオンラインコミュニティで炎上騒動になっている。
あるオンラインコミュニティには、出産を控えた女性が「専門医がストライキしたため無痛注射ができない」と宣告されたと恐怖を訴えた。また、別のオンラインコミュニティには「手術のために休みをとったが、医師不在のため取り消された」と当惑する人もいた。
こうした書き込みが広がると、各種SNSでは現在の韓国医療に対する不安を感じると訴える人が爆発的に増えている。
こうした状況に、韓国内では「一度去った奴は医師免許を剥奪すべきだ」「患者に対する責任感のない医師とか、怖くて診療してもらいたくない」「人命を人質にしているようにしか見えない」など、職務放棄に対する怒りの声がやまない。
権利を守るために戦うことは自由だが、人の命を預かる医師が、そう簡単に職務を手放していいのだろうか…。医師全体への信用の失墜は避けられないだろう。
(文=サーチコリアニュース編集部)
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