北朝鮮が今朝、東海(日本海)上に向けて弾道ミサイルを発射した。
最後の挑発から5日ぶりだ。偶然にもアメリカ大統領選挙を半日ほど控えた時点での発射であるため、その背景に注目が集まっている。
韓国の合同参謀本部は11月5日午前7時30分頃、北朝鮮が東海上に向けて短距離弾道ミサイル数発を発射したと発表した。
ミサイルは黄海南道サリウォン一帯から発射された。最近の北朝鮮によるミサイル挑発は、10月31日に新型大陸間弾道ミサイル「火星-19型」を発射したのが最後であった。
合同参謀本部は追加発射に備えて監視と警戒を強化するとともに、アメリカおよび日本当局とミサイル関連情報を緊密に共有しながら、対応態勢を維持していると伝えた。
今回のミサイル挑発は、韓国時間で同日14時に始まるアメリカ大統領選挙を控えて行われた。
これに関連し、北朝鮮がアメリカの次期大統領に対して存在感を示そうとしているとの分析が出ている。また、11月3日に行われた韓米日合同空中訓練への反発という性格があるとの解釈も提起されている。
(記事提供=時事ジャーナル)
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