韓国の与党「国民の力」に所属するナ・ギョンウォン議員が、党員掲示板にハン・ドンフン代表とその家族の名前でユン・ソンニョル(尹錫悦)大統領を批判する投稿が掲載されたことに関連し、「党代表の家族がそのようなことをしたのであれば、その点についてハン代表がきちんと謝罪することが先だ」と主張した。
ナ・ギョンウォン議員は11月26日午後、大邱(テグ)教育庁で行われた「人口危機対応法案」特別講演に先立って取材陣と会い、「国民の信頼を損ねたことに対して残念に思う」と述べ、こう語った。
続けて、「ハン代表とその家族の名前で1000件近い投稿が掲載された疑惑があり、私たちはそれが事実かどうかを知りたい」とし、「強い水準の批判投稿が12件であるかどうかの調査は本質に反する」と指摘した。
その上で、「党員掲示板をめぐる論争によって党内で分裂や対立が起きないように、早急に党代表が整理し、謝罪すべき部分があれば謝罪し、その後に刷新の道を歩んでほしいというのが私の願いだ」と伝えた。
また、最大野党「共に民主党」のイ・ジェミョン代表の偽証教唆事件に無罪判決が下ったことについては、「判決についてあれこれ言うのは慎重であるべきだ」としながらも、「納得できない部分がある」と明らかにした。
続けて「昨日の無罪判決が免罪符になるわけではない」と述べ、「2審判決に期待したい」と語った。
さらにナ・ギョンウォン議員は、ユン大統領の支持率が最近回復したことについて、「支持率が上昇するのは国民が求めている部分を満たしているからだと見ている。国民が何を求めているのかを理解しなければならない」と話した。
(記事提供=時事ジャーナル)
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