日本でもプロ野球の野球賭博問題が暗い影を落としたことがあるが、韓国でも違法賭博問題はあとを絶たない。
記憶に新しいのは、2015年秋に発覚したプロ野球選手たちの違法賭博問題だろう。“韓国の巨人”と言っても過言ではない常勝軍団サムスン・ライオンズの主力選手がマカオで賭博をしていたことが発覚。そこには日本でも活躍した林昌勇(元ヤクルト)もおり、さらに呉昇桓(元阪神)までもが俎上に上がって大問題となった。
「海外のカジノで遊んだだけで起訴されて罰金?」と驚かれるかもしれないが、韓国では刑法で賭博に関する厳しい処罰があり、ふたりは賭博問題でかなりそのイメージを失墜させている。
特筆すべきは韓国プロスポーツ界では、こうした不正賭博問題が絶えないことだ。