特に、全国ネットの地上波として有名なKBS、SBS、MBCの3局がこぞって開催する年末歌謡祭は、日本のNHK紅白歌合戦ほどとはいかないまでも、その年の音楽シーンを盛り上げたアーティストたちにとっては“晴れ舞台”となる。
まさにその年を締めくくる“一大イベント”であるわけだ。
ただ、かつては放送局が開催する歌謡祭の多くが、日本レコード大賞のようにさまざまな賞が設けられてアーティストたちを称える「授賞式」だった。
各局の歌謡祭で賞を手にできれば「生涯の栄光」ともされるほど権威もあった。
しかし、韓国の地上波3局の歌謡祭たちが2006年には授賞式を廃止し、ショー形式に切り替えるようになった。