東方神起や少女時代が所属する韓国大手芸能事務所の入居ビルに“謎の揺れ”…原因はダンス!?

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日本以上に実力がモノをいう韓国芸能界。ルックスや歌唱力はもちろん、ダンスまで一定の水準以上ではなくては、ブレイクすることは難しい。

そんな韓国芸能界における大手がBoAや東方神起、少女時代など日本でも人気を集めたタレントがそろったSMエンターテインメントだ。

【注目】東方神起とSMエンターテインメントの“光と影”

そんなSMエンターテインメントにいろいろな意味で”激震”が走った。

最近、ソウル城東区にある超高層ビル「アクロ・ソウル・フォレストのDタワー」が揺れているという通報が、消防署に寄せられ、国土交通部が緊急安全点検に乗り出す事態となった。このビルは、前述したSMエンターテインメントの本拠地でもある。

アクロ・ソウル・フォレストは2020年12月に竣工した複合施設で、地上33階建ての業務空間Dタワー、地上49階建ての居住区2棟、地上4階建ての商業施設などがある。業務空間のDタワーには、SMエンターテインメントをはじめ、現代(ヒョンデ)グロービスなどが入っており、居住棟には、ボーイズグループSHINeeのテミン、俳優のイ・ジェフンといった芸能人や、サムスン物産の社長、カカオの首席副会長、元ヒュンダイ自動車社長など、多数の財界関係者らも居住しているという。

アクロ・ソウル・フォレストのDタワー

当該ビルに勤務する職員は、オンラインコミュニティに「モニターが揺れた」「振動を3度も感じた」「歴代最大級の揺れを感じた」と書き込んだ。

申告を受けて出動した消防局は、建物の地下にある地震検知装置を確認したが、振動検知はなかったと伝えられた。韓国ネット上では、「SMのアイドルたちのダンスで揺れたんだろ(笑)」などと、事態を笑い話にする声が多く上がった。

”嘘から出た実”

日本には「嘘や冗談のつもりでいったことが事実になってしまう」という意味のことわざがあるが、どうやらこの事件もその気配が濃厚なようだ。

事件から数日後、揺れの原因は「共振」の可能性が浮上したのだ。

共振とは、外部から入った振動数が物体の振動数と一致して振動が大きくなる効果をいう。SMエンターテインメントは、Dタワーの6~19階に入居していて、そのうち4フロアがダンス練習室であり、それが現象を起こしたと推測されているのだ。

この報告には、韓国ネット民の間でも大きな話題となっている。

「ダンスをすれば建物も踊るなんて…韓国の建築レベルは最高だ」「人命のためにSMは今後、激しいダンスは禁止でバラードのみにしましょう」「入居者の話ではエレベーターの騒音や、コンクリートのヒビとかも報告されてるけど……本当にダンスが原因なの?」「ただの欠陥住宅じゃないか(笑)」

実際の原因はいまだ専門家たちによる分析が続けられている状態だが、もし本当にダンスが原因だとしたら、SMアイドルたちのバラードが増えるかも?

(文=サーチコリアニュース編集部)

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