2年連続で20本塁打を達成したコロラド・ロッキーズのC.J.クロン。前半戦が終わる前に20本塁打を達成したロッキーズの歴代選手としては、アンドレス・ガララーガ(1994、1996、1997年)、トッド・ヘルトン(2000、2001、2003年)に続く3人目の一塁手になった。
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2014年にロサンゼルス・エンゼルスでデビューしたクロンは、タンパベイ・レイズ、ミネソタ・ツインズ、デトロイト・タイガースを経て、2021年からロッキーズに。9シーズン通算166本塁打を記録しており、2018年にはタンパベイ・レイズで自己最多30本塁打を放ち、2019年ミネソタ・ツインズでも25本塁打を放ち、長打力を誇示した。
このクロンの実弟が韓国でプレーしている。KBOリーグのSSGランダースの内野手ケビン・クロンは弟なのだ。3歳違いで、右打ち一塁手とポジションも同じだ。
ただ、弟のケビン・クロンは、2019年から2020年にアリゾナ・ダイヤモンドバックスで47試合に出場し、7本塁打を記録したのみ。2021年に広島東洋カープでプレーしたあと、今季からKBOリーグにやってきた。
しかし、7月6日時点で66試合、打率0.223、54安打、11本塁打、35打点、9四球、67三振と、深刻な不振に陥っている。デビュー後、最高のシーズンを送っている兄とは異なり、放出の危機に追い込まれている。
兄はアメリカで絶好調、弟は韓国で放出の危機。対照的な夏を過ごしているようだ。
(記事提供=OSEN)
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