今年も「投打兼業」を完璧に遂行している大谷翔平。メジャーリーグでトップクラスの実力を発揮している彼は2023年シーズンが終わればFAになる。そのため、大谷の今後の去就と契約金額は早くも話題になっている。
大谷は昨年2月、2021年と2022年の年俸としてそれぞれ300万ドル、550万ドルで契約した。今季が終われば契約最終年の2023年シーズンの年俸交渉をしなければならない。
大谷がFAになるまで1年半残ったが、すでに今年のスプリングキャンプからエンゼルスと長期契約に対する議論が行われてきた。
大谷は昨年、打者として158試合に出場し、打率0.257、46本塁打、100打点を記録し、投手としては23試合(130イニング)に登板して9勝2敗、防御率3.18、奪三振156個を記録した。投打で大リーグ最上位クラスの能力を証明し、満場一致でアメリカン・リーグのMVPを獲得した。
アメリカメディア『ジ・アスレティック』のケン・ローゼンタールは、「エンゼルスは大谷と再契約するためには年平均でメジャー史上最高額を上回る提案をしなければならないということを理解していると、大谷の代理人に伝えた」と言及した。
メジャーリーグの最高年俸はニューヨーク・メッツのマックス・シャーザーだ。昨冬、メッツと3年1億3000万ドルで契約し、毎年4333万ドルを受け取る。ニューヨークポスト紙は今年6月、「大谷に4年総額2億ドルを支払うチームはたくさんある」というメジャーリーグ球団幹部の発言を紹介した。これを年平均すると年俸5000万ドルだ。
『ニューヨークポスト』のコラムニストは6月、大谷の再契約と関連した記事を掲載し、大谷は年俸6000万ドルの価値があると言及したりもした。
「例えば指名打者J.D.マルチネス(年俸2200万ドル)の打撃とサイ・ヤング賞投手ロビー・レイ(年俸2200万ドル)の投球を加えて年俸を算出することもできる。また、マーケティング効果として1500万ドルを追加予想する。つまり、大谷は年俸6000万ドルの選手と言える」と伝えた。
大谷は右肘靭帯手術(2018年)、左膝手術(2019年)を受けているが、メジャーリーグ関係者によると、大谷側は平均年俸以上に契約期間を重視しており、エンゼルスは長期契約に慎重な姿勢を見せているというが、はたして。
(記事提供=OSEN)
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