現役引退を宣言した東京ヤクルトスワローズの内川聖一に韓国メディアも注目している。
内川は9月28日、神宮球場で会見を開き、今季限りでNPB選手として引退することを表明した。
大分工業を卒業後、2001年から横浜ベイスターズ(現・横浜DeNAベイスターズ)でプロ生活を始めた内川は、2011年の福岡ソフトバンクホークス移籍後に全盛期を享受した。
同年の交流戦MVP、パ・リーグ首位打者及び最優秀選手、2012年のパ・リーグ首位打者及びベストナイン、さらには2014年の日本シリーズMVPなど、輝かしい功績を残した。
ただ、2020年にプロ入り後初の一軍不出場を経験した内川は、現役続行のためソフトバンクを退団。昨年にヤクルトと契約し、加入初年度は38試合出場で打率0.208、11安打、2打点、3得点を記録。今季は6試合出場で14打数3安打に終わっていた。
そんな内川の引退には韓国メディアも反応。
「イ・デホとともにした日本のトクトリ、現役引退宣言」と見出しを打ったスポーツ&芸能メディア『OSEN』は、かつて2014~2015年にソフトバンクに在籍したイ・デホ(現ロッテ・ジャイアンツ)に言及し、「イ・デホのソフトバンク時代の同僚だった内川が、現役のユニホームを脱ぐ」と伝えていた。
ちなみに“トクトリ”とは韓国プロ野球球団のキウム・ヒーローズのマスコットのこと。「トク」とはまさにあごのことで、2人が似ていることから内川を“日本のトクトリ”と名付けていた。
(記事提供=OSEN)
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