巨人・中田翔の契約更改に「同僚暴行犯が懲戒性トレードで復活」と韓国メディア…なぜ?

2022年12月10日 スポーツ #プロ野球
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巨人は2日、中田と新たに3年契約を結んだことを発表した。年俸は推定3億円で、今季年俸1億5000万円から2倍に増えた条件だ。

高校時代に通算87本塁打を放った“怪物巨砲”として注目された中田は2008年に日本ハムファイターズに入団。2009年のプロデビュー以降、日ハムでは通算13年間1461試合で打率0.250、261本塁打、950打点を記録した。

10年連続二桁本塁打に3度のパ・リーグ打点王に輝いた中田は、2013年WBC、2015年プレミア12、2017年WBCで侍ジャパンの中心打者として活躍した。

中田翔

しかし昨年8月、同僚選手への暴行事件が明るみになると球界全体に波紋を呼んだ。日ハムは中田に無期限出場停止処分を下し、放出説まで出たが、巨人が無償トレードを通じて中田を迎え入れた。日本最高の名門球団と呼ばれる巨人が、中田に再起の機会を与えたのだ。

巨人に来て再び暴行事件を謝罪した中田だが、2軍に降格されるなど打撃感を見出すことができていなかった。そこで、“ミスタージャイアンツ”こと長嶋茂雄終身名誉監督自らバッティング指導を行うなど、中田復活に力を入れた。年俸も3億4000万円から1億5000万円と1億9000万円減となったが、今季を切歯腐心で準備した。

体重を20kg増量してパワーを取り戻そうと努力した中田だが、シーズン序盤は不振を免れずに2軍降格を経験した。しかし、7月から徐々に蘇りを見せると、最終的に通算109試合で打率0.269(338打数91安打)、24本塁打、68打点、OPS(出塁率+長打率)0.833と巻き返しを見せた。

シーズン終了後にはセ・リーグのゴールデン・グラブ賞の一塁手部門に輝くなど、守備でも自身の役割を果たした。攻守で献身的な活躍を見せた中田はFA申請をせず、自分にチャンスを与えてくれた巨人と3年契約を結んだ。

(記事提供=OSEN)

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