“R-18”描写で賛否、打ち切りに続編白紙…K-POPアイドル出演ドラマが権威ある授賞式にノミネート

2024年07月24日 話題 #アイドル #ドラマ
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世界的人気を誇るK-POPアイドルの出演ドラマが、エミー賞の「最優秀振付賞」候補にノミネートされたと話題を集めている。

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エミー賞とは、アメリカでゴールデンタイムに放送されているテレビ番組を称えるという目的の授賞式で、アメリカで最も権威のあるテレビ番組の賞だ。

7月17日、エミー賞を開催しているテレビ・アカデミーは今年(第76回)の候補を発表。「脚本付き番組部門の優秀振付賞」(Outstanding Choreography For Scripted Programming)では、ハリウッド音楽業界の裏の闇を描いたHBOシリーズ『THE IDOL/ジ・アイドル』がノミネートされた。

THE IDOL/ジ・アイドル
『THE IDOL/ジ・アイドル』(画像=HBO)

本作はBLACKPINKのジェニーのみならず、ジョニー・デップの娘であるリリー=ローズ・デップ、シンガーソングライター、トロイ・シヴァンの出演に加え、ヒットドラマ『ユーフォリア/EUPHORIA』を手がけたサム・レヴィンソン、歌手ザ・ウィークエンドが制作に携わったことで、放送前から大きな注目を集めた。初のお披露目はなんと、カンヌ国際映画祭でのワールドプレミアだったことから、期待度の高さが伺える。

候補に上がったシーンは、ジェニーと主人公のリリー=ローズ・デップが、『World Class Sinner』という楽曲に合わせて踊る場面だった。

ジェニーは助演とはいえ、本作が女優デビュー作でもあることから、驚くべき成果だと言える。しかし、『THE IDOL/ジ・アイドル』は問題作でもあるのだ。

BLACKPINK・ジェニー
BLACKPINK・ジェニー(写真提供=OSEN)

問題のシーンは、まさにエミー賞にノミネートされたシーンだ。ジェニーは男性ダンサーたちとハイレベルなダンスを披露したが、ブラトップにホットパンツなど、身体のラインがあからさまに露出する衣装を着用していたことで、批判が相次いだ。

公開初週は視聴者が360万人を超えるなど、大きな注目度で視聴者に迎えられたが、過度な性描写で物議を醸すことに。カンヌでの公開後、一時は映画批評サイト「Rotten Tomatoes」で100%中9%という体評価を記録したほどだ。

THE IDOL/ジ・アイドル
問題のシーン(画像=HBO)
THE IDOL/ジ・アイドル
9%の低評価(画像=「Rotten Tomatoes」キャプチャ)

このような批判もあり、全6話予定だったものが5話で早期終了。また、シーズン2の制作も白紙となった。

ただ、ジェニーの演技は高評価を受けている。「ジェニーは『THE IDOL/ジ・アイドル』で女優デビューに成功した」(『Forbes』)、「最初のエピソードが放送されたあと、リリー=ローズ・デップ演じる主人公ジョスリンではなく、ジェニーが演じたダイアンが中心に立った」(『The New York Times』)など、好意的な視線で迎えられたのだ。

女優としても非凡な才能を持っていることを示したジェニー。『THE IDOL/ジ・アイドル』以降の出演作はないが、今後への期待も高まる女優デビューだったと言えるだろう。

(文=サーチコリアニュース編集部K)

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