韓国の警察が「平和の少女像」(慰安婦像)侮辱騒動に関する捜査を進めるなか、同問題をめぐって李在明(イ・ジェミョン)大統領から名指しで批判を受けた保守系市民団体の代表が反論に乗り出している。
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警察によると1月7日、ソウル瑞草(ソチョ)警察署は、保守系市民団体「慰安婦法廃止国民行動」のキム・ビョンホン代表とその会員らに対し、立件前調査(内偵)に着手した。
キム代表らは昨年12月31日午後、管轄の警察署に届出を行わず、瑞草区瑞草高校の正門付近で、「校庭に慰安婦像を立てておいて売春進路指導でもするのか」などの文言が書かれた横断幕を掲げた疑いを受けている。
現在、警察は集会およびデモに関する法律違反の適用を検討していると伝えられている。
キム代表は、李大統領からSNSを通じて名指しで批判を受けた人物でもある。
李大統領は今月6日、X(旧ツイッター)でキム代表らによる慰安婦被害者侮辱論争を扱った記事をシェアし、「こんな間抜けな…死者に対する名誉毀損だ」と非難していた。
これに対し、キム代表は自身に関する李大統領の発言と警察の調査について、一つひとつ反論している。
キム代表は7日、自身のSNSで李大統領の発言に言及し、「こんな間抜けな大統領」としながら、「どの死者に対する名誉毀損なのか。人格体でもない銅像に、いったい何の侮辱だというのか」と反論した。
また、今回の論争をめぐり警察の調査が始まったという内容の記事もシェアし、「どうすれば大統領に気に入られるか競争している」と批判していた。
(記事提供=時事ジャーナル)
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