かつて大谷翔平への「故意死球」発言で物議を醸した韓国人投手コ・ウソクが、再びマイナー契約を結びMLBデビューの夢を追うことになった。
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『MiLB.com』によると、コ・ウソクは昨年12月17日(日本時間)、デトロイト・タイガースとマイナーリーグ契約を結んだ。
タイガースはコ・ウソクをAAAのトレド・マッドヘンズに配属した。同球団は昨年、コ・ウソクがシーズンを終えたチームでもある。
2023年にLGツインズでクローザーとして活躍し、球団の統合優勝に貢献したコ・ウソクは、ポスティング制度を通じてアメリカに進出した。当時、キム・ハソンが所属していたサンディエゴ・パドレスと、2年保証450万ドル、2+1年最大940万ドル契約を結ぶことに成功した。
しかし、2年間にわたってメジャーリーグの舞台に立つことはできず、不振と負傷に苦しむ日々が続いた。コ・ウソクはパドレスの春季キャンプで6試合5回を投げ、9失点(自責7)、防御率12.60という低調な成績に終わり、ソウルで開催されたパドエス対ロサンゼルス・ドジャースの開幕戦ロースターにも入れなかった。結局、傘下マイナーAAのサンアントニオ・ミッションズで迎えた。
その後、パドレスは2024年5月にルイス・アラエスをトレードで獲得する過程で、コ・ウソクを1対4のトレードパッケージに含め、マイアミ・マーリンズへ放出した。
マーリンズに移籍したコ・ウソクはAAAのジャクソンビル・ジャンボシュリンプでプレーしたが、DFA(指名解除)となり40人ロースターから外れた。ウェイバー公示となったものの他球団からの獲得オファーはなく、そのままジャンボシュリンプに残ることになった。その後、同年7月にはAAのペンサコーラ・ブルーワフーズへ降格され、2024年シーズンを終えた。
2025年シーズンを前に、コ・ウソクは招待選手としてマーリンズの春季キャンプに参加した。オフシーズンの個人トレーニングで良好なコンディションを作り上げ、キャンプでは95マイル(約153km)の球速を記録するなど、状態は悪くなかった。
しかし、キャンプ序盤に不運にも指の骨折という試練に見舞われた。5月に復帰したコ・ウソクは、AAAで5試合(5.2回)を投げ1ホールド、防御率1.59と好投したが、6月に突然の解雇通告を受けた。
それでもコ・ウソクは韓国へ戻らず、アメリカに残って挑戦を選択した。デトロイトとマイナーリーグ契約を結び、AAAのマッドヘンズで昇格のチャンスをうかがったが、防御率は4点台にとどまり、MLBデビューの夢は叶わなかった。途中には指や膝の軽い負傷も重なった。何かと歯車がかみ合わなかった。
2024年にAAとAAAでプレーしたコ・ウソクは、44試合(52.1回)で4勝3敗、4ホールド、3セーブ、防御率6.54を記録した。2025年にはルーキーリーグ、A、AA、AAAを転々としながら、32試合(42.1回)で2勝1敗、3ホールド、3セーブ、防御率4.46をマークした。
コ・ウソクは2026年シーズン、タイガースで春季キャンプに参加する。招待選手としての参加であり、激しい競争を勝ち抜かなければならない。
準備不足のまま迎えた2024年、指の負傷で実力を示せなかった2025年とは異なり、2026年の春季キャンプでは本来の実力を見せられるのか注目される。
なお、コ・ウソクは2023年3月、WBC前に行われた韓国メディアのインタビューで大谷翔平と対戦する可能性を問われた際、「いざマウンドに上がったとき、投げるところがなければ“痛くないところ”に当てなければ。出塁させて、次の打者と勝負する」と発言したことで、大谷に対する“故意死球”を示唆したと捉えられ物議を醸した。
ただ、後に別の韓国メディアとのインタビューにおいて、「“真ん中に強く投げたい”と話したら、(記者から)“もう少し面白く話してほしい”と伝えられた。誤解の余地がある発言をしたことは自分の過ちだが、ただの一度も“誰かにわざと当てろ”と野球を習ったことはない」と、当時の発言に誤解があったことを告白していた。
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(記事提供=OSEN)
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