巨人再建の切り札?それとも博打? イ・スンヨプ氏を迎えた阿部巨人の決断

2026年01月03日 スポーツ #プロ野球
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日韓通算626本塁打の“韓国球界の英雄”が読売ジャイアンツの一軍打撃コーチとして日本に帰って来る。

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イ・スンヨプ氏は10月末から行われた巨人の秋季キャンプに臨時コーチとして合流。同期間に阿部慎之助監督をはじめ球団から高く評価され、阿部監督自ら打撃コーチ就任を要請したことが伝えられた。

そして今回、2006~2010年に選手として在籍した“日本の古巣”に再び戻ることを決断した。現役時代は千葉ロッテマリーンズやオリックス・バファローズにも所属し、NPB通算797試合で打率0.257、159本塁打、439打点を記録。「スンちゃん」の愛称で親しまれた大砲が巨人のユニホームに袖を通す。

指導歴ゼロで一軍監督→2年半で途中辞任

もっとも、イ・スンヨプ氏の指導者としてのキャリアはまだ浅い。2017年に引退後、解説やバラエティ出演などの活動を経て、2023年より斗山(トゥサン)ベアーズの監督として指導の第一歩を踏み出した。

斗山時代のイ・スンヨプ監督

当時の契約総額は3年総額18億ウォン(日本円=約1億8698万円)で、元スター選手とはいえコーチ歴もない“指導経験ゼロ”の人物としては破格の待遇だった。

ただ、3年の契約期間を満たすことはできず。就任1年目の2023年は10球団中5位、2024年は4位で2年連続ポストシーズン進出を果たしたが、2024年のワイルドカード決定戦では正規リーグで下位だったKTウィズに敗戦。それも“史上初のアップセット”を許すという屈辱で、監督としての手腕には常に疑問符がついて回った。

そして、3年目の2025年は序盤から負傷者続出、主力不振なども相まって下位に低迷。結局、シーズン開幕3カ月後の6月に辞任が発表された。同時点でチームの成績は58試合23勝3分32敗、勝率0.418の9位。斗山は残り試合を暫定監督体制で戦ったが、順位は変わらず9位のまま早々にシーズン終了を迎えた。

いくら現役時代に華々しい活躍を見せたとしても、“経験ゼロ”からプロ一軍の監督は荷が重かったか。試合運びの面で疑問の残る場面が散見され、とある解説者からは「監督としての“色”が見えない」とまで酷評されるほどだった。
 
そんな悲痛な辞任劇から約半年。今度はNPBの舞台でコーチに挑戦するイ・スンヨプ氏が、阿部監督とともに来季の巨人を2年ぶりのセ・リーグ優勝、14年ぶりの日本一に導けるかに注目したい。

文=スポーツソウル日本版編集部

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