モッパンの次はこれだ!韓国で大流行している「ハイパーリアリズムコンテンツ」とは

2023年01月04日 話題
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ハイパーリアリズムとは、「スーパーリアリズム」「超写実主義」の別名でも呼ばれ、徹底して写実的に描くことを指す美術用語。つまり、ハイパーリアリズムコンテンツとは日常をそのまま切り取ったあるあるネタのことだ。

そんなハイパーリアリズムの最も代表的なチャンネルは、3人のコメディアンによる「Psick Univ」。登山サークルに所属する中年男性の日常を描いた「ハンサラン山岳会シリーズ」や、2000年代初めの懐かしい大学生カルチャーを紹介する「05年入学者is Back」シリーズなどで爆発的な人気を得ている。

現在のチャンネル登録者数は170万人超えという「Psick Univ」だが、昨年12月14日に公開された動画には、なんとスペシャルゲストとしてBTS(防弾少年団)のRMが出演した。

(画像=Psick Univ)

RMはアメリカのトーク番組をパロディした「PSICKshowシリーズ」に登場したのだが、コメント欄では「海外のBTSファンが“PSICKshow”を韓国の有名番組だと誤解しないか心配」といったネット民の声も見られた。

そんな人気チャンネル「Psick Univ」の他にも、現代人のライフスタイルを面白おかしく再現した「ショートボックス」や、中小企業の現実をリアルに描いたウェブドラマ「イ課長」、何気ない日常を臨場感たっぷりの歌と演技で表現している「1分ミュージカル」など、さまざまなチャンネルが存在している。

(画像=ショートボックス)
(画像=1分ミュージカル)

こうしたハイパーリアリズムコンテンツの爆発的な人気について、ビッグデータ分析専門家のイ・ヨンミ博士は「新型コロナによって、平凡な日常を送ることが難しくなった現代人がこういった“日常のあるあるコンテンツ”に安らかさと愛着を感じているようだ。この人気が当分冷めることはないだろう」と述べている。

韓国で大人気のハイパーリアリズム。モッパンのように日本で大流行する日も近いかもしれない。

(文=サーチコリアニュース編集部A)

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