実際、韓国最大手のポータルサイト『NAVER』で「M-1グランプリ」と検索しても、今年の大会結果について報じたニュースは1件もない。
唯一、ウィキサイト「ナムウィキ(Namuwiki)」で作成された『M-1』の歴代優勝者にウエストランドの名前が追加されたり、ネット掲示板「theqoo」で数件触れられたりする程度の反応だった。
韓国における「M-1グランプリ」と検索した際の最新の関連ニュースは、ネットメディア『Newsen』が2021年4月6日に配信した「日本のコメディアン井上裕介、コロナ19陽性判定」という記事だ。
NON STYLEの井上裕介が新型コロナに感染したことを伝えた記事内で、文末に書かれた井上の紹介で「井上裕介は2008年の『M-1グランプリ』(漫談コンテスト)で優勝した」と綴られた文言が検索に引っかかったようだ。
それ以前も、「M-1グランプリ」と検索して出てくるニュースはロシアの総合格闘技「M-1 Global」と関連したものがほとんどだった。
かといって、『M-1』に対してまったく関心がないかというとそうではない。