そもそもパク・ボゴムは韓国を代表する若手俳優の一人で、スラリと高身長に落ち着いた低い声、爽やかなビジュアルから「人間ポカリ」「国民の彼氏」の愛称を持つ。韓国だけでなく日本でも大人気のトップスターだ。
ブレイクのきっかけはドラマ『恋のスケッチ~応答せよ1988~』(2016年)で、天才プロ棋士役を演じたことで一躍有名になった。2018年のドラマ『ボーイフレンド』では女優ソン・ヘギョと共演し、年下男子の魅力を発揮して視聴者を虜にした。
パク・ボゴムが入るTHEBLACKLABELは、音楽プロデューサーのTEDDYが設立したYGエンターテインメント傘下の芸能事務所。YGエンタといえば、BIGBANGやBLACKPINKを輩出した韓国屈指の芸能大手ということもあり、現在はBIGBANGのテヤン(SOL)をはじめ、チョン・ソミ、Zion.Tなど、ラップやブラックミュージックを得意とするアーティストが数多く所属している。
そんなHIPHOP色の強い事務所に“韓国芸能界きっての爽やか俳優”パク・ボゴムが移籍したことで、ネットを中心に大きな話題となっているのだ。
THEBLACKLABELはパク・ボゴムとの契約に際し、「国境を越えて、グローバルな影響力を発揮しているパク・ボゴムとともに歩むことになり、とても嬉しく思う。THEBLACKLABELが持っている強みを最大限に活用して、パク・ボゴムの魅力と才能を伝えていけるよう全面的に支援する」と伝えている。
今後はパク・ボゴムを皮切りに、俳優マネジメント事業を本格化する計画とのことだ。
パク・ボゴムといえば、歌手を夢見ていた高校2年次に、さまざまなレコード会社にデモテープを送り、すべての会社から合格通知を受けたという逸話の持ち主。
かつてYGエンタ創業者のヤン・ヒョンソクは、とあるオーディション番組で「パク・ボゴムを逃したことを最も後悔している」と悔やんだことがあったが、今回のパク・ボゴム移籍のニュースを一番喜んでいるのは、もしかしたら彼なのかもしれない。
(文=サーチコリアニュース編集部A)
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