韓国代表指揮官就任で連日話題になっているなか、元ドイツ代表主将のフィリップ・ラームの過去の発言が話題になっている。彼は2008-2009シーズン、バイエルン・ミュンヘン時代にクリンスマンの指導を受けている。
ラームは2015年、「我々はクリンスマンの下で体力トレーニングしかしなかった。戦術トレーニングはほとんどしていない。試合前に選手同士が個々に集まり、どのようにプレーすべきか話し合わなければならなかった」と暴露したことがある。
続いて「すべての選手はクリンスマンの下で8週間練習したあと、“これ以上の発展はない”ということを知った。残りの練習期間に発展は全くなく、負傷だけが生じた」と話した。
クリンスマンはドイツ代表(2004~2008)、バイエルン・ミュンヘン(2008~2009)、アメリカ代表(2011~2016)と歴任してきたが、2020年にヘルタ・ベルリンを10週指揮して以来、3年間もキャリアに空白がある。
現時点ではクリンスマンが韓国に常駐するかも明確に確認されていないこともあり、かつてのレーヴのように有能なコーチが代表のすべての戦術を代わりに組まなければならないかもしれない。それでもクリンスマンは約束された年俸はすべて受け取る。
(記事提供=OSEN)